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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン6 6話ネタバレ感想

CALL THE MIDWIFE - Saison 6

第6話 

あらすじ

臨月を迎えたマーニーは2人の子供を持つうえ借金を抱えている。夫に家を出て行かれ一人で子育てを続けるのは難しいと判断した彼女は、いとこのドットに産まれてくる3人目の赤ん坊を引き渡す決意をする。その頃、ナース・クレインはノンナートゥス・ハウスの人手不足によってシフトを組むのに苦労していた。人員を募集するものの、応募に来るのは使えない人ばかり。埒が明かないと判断したシスター・ジュリエンヌは、ある女性に声をかける。入院中のシーラの隣のベッドのヴェナブルズ夫人も妊娠していた。彼女は頸管無力症を患っており、過去に流産を経験している。果たして今回は無事に出産できるのだろうか。(C)CTM Productions Ltd. 2017

ネタバレ感想

幼い子供二人を抱えた〈マーニー・ウォレス〉は、更にお腹に子供を身篭っている状態ながら夫が急に出て行ったとかで、分割払いで買っていたものが支払えなくなり債務不履行で出廷を命じられます。

これを知ったトリクシーが、信仰心の厚いマーニーを助けるためにトムに事情を話し、親身になってくれますがそれも一歩遅く、家賃の督促まで何週間も無視していたようで立ち退き通知が書面で届いてしまいました。

えらく羽振りの良さそうなマーニーのいとこ〈ドット〉が「援助を申し出たのに断った」と言っており、その条件に対してマーニーは激怒していましたが、どうやら不妊症のマーニーは金銭援助の代わりに今度産まれてくる赤ん坊を引き取りたいという話だったわけです。

確かに人身売買のようで良い気はしませんが、ドットの方も自身では子供は望めない分、少しでも自分の血が入っている子供を大切に育てたいという想いがあるようでモヤつきながらも納得できない事もない言い分でやはりモヤモヤします。

立ち退き勧告が出た事でマーニーはこの申し出を受けると苦渋の決断を下したのです。

貧困から子供を育てられず親戚に引き取ってもらうというのが珍しい事でないとは言え、難産の末出産した我が子に情を持つまいと必死に目を背ける母親は痛々しい。

それでも綺麗事だけではやっていけないのかな、と思いましたが、結局数日してやはり自分の元で育てていきたいという本心を抑えきれなくなったマーニー。

書面での養子縁組が済んでいなかったので、母親が引き取りたいと言えばドットにはなす術もありません。

こうなってくるとこちらもこちらで期待を持たされ数日間赤ん坊を育てるというどんどん夢が膨らむ環境から一気に大転落で同情してしまいます。

それでもドットの夫が「血の繋がっていない子供は養子縁組したくない」という考えを根本から変えたようで、自身も生後2ヶ月で養子に出された過去があるトムが親身になってくれそうです。

 

シンシアの行方を心配するトリクシーに対し、修道院本部に連絡を入れたジュリエンヌはシンシアが安心して療養できる場所に送られたと聞きます。

親友を心配するあまり「捜さなくちゃ」と声を荒げるトリクシーも人間味があって素敵ですが、シスター・ジュリエンヌが穏やかに言った「シスターが自らの意思で連絡してくるまで辛抱強く待つのが病気の人への思いやりよ、特に精神的な病気の場合はね」という慈愛に満ちた考え方もこれまた素晴らしい…。

 

新しい助産婦を雇う許可が下りて、求人募集の広告を出しますがロクな人材が集まりません。

ジュリエンヌと並ぶほどか、むしろ彼女以上に主導権を持って人選をするナース・クレインは手厳しくても頼もしい(笑)ボーイスカウトをまとめ上げるのもお手の物ですしね。

いざ面接になればジュリエンヌすら頭を抱えるほどでしたが、「ポプラーに勤務するとなれば相当肝の座った女性でなければ」という言葉にピンときました。

港での爆発事故の際、シーラと共に積極的に救護活動に参加したパブのヴァレリーです。

シスター自らパブに足を運び、彼女に応募を考えてくれるよう頼むと、即決で良い返事が。

後日ヴァレリーには正式に助産婦として採用通知が届き、流産が心配されたシーラも5ヶ月を乗り越え元気な心音が聞こえるほどに。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

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▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com

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