エピソード1『39歳の誕生日』“Strangers”
あらすじ
ジャックはレベッカの両親と会う。新たなキャラクターが登場する。
ネタバレ感想
ここ最近はコール・ザ・ミッドワイフを追うのに忙しく、数ヶ月ぶりのTHIS IS USだったので色々と覚えているかな?なんて心配しておりましたが、なんて事はない。冒頭のジャックとレベッカの高揚感があるのに何故だか穏やかなイチャイチャぶりを見て「あぁ〜、THIS IS USだなぁ…」とニンマリ。
ただ、シーズンが変わってここまで変化があったのもこれまでで初めての事だったようにも思えます。
何人か新キャラが出てきて、この面々がどうピアソン家と関わりを持っていくのか気になるところ。
一人目は愛犬〈サミー〉と暮らしながらミュージシャンを目指す盲目の青年。
朝食を食べに入ったダイナーのウェイトレス〈ルーシー〉とお近づきになり、日々は過ぎて彼女にプロポーズ。
シェフ志望のルーシーが夢だった店を開業した矢先に妊娠6週目だと発覚して不安も大きいながら希望に満ち溢れる二人です。
二人目は、送られてきたカーズのトミカを眺めながら、夫の〈ライアン〉とテレビ通話で話すのは女性でありながら戦地で兵士として極秘任務に就く〈キャシディ・シャープ〉。
移民ビザと引き換えに爆弾製造車の写真を渡すよう現地の女性医師と取引するも、本部が想定外の爆撃を落とし民間人が多数犠牲になってしまいました。
除隊後、やっと家族と平穏な暮らしが出来るのかと思いきや、戦争で神経をすり減らしたキャシディは酒に溺れ、現地での様子がフラッシュバックして幼い息子〈マティ〉に手を上げてしまいます。その後は夫とも別居状態になり、退役軍人省のグループセラピーで「今は学生を乗せる配車サービスのドライバー」と現状を語りました。「何も感じない」という苦悩も同時に吐き出します。
このグループセラピー中、突如として窓ガラスが割れて何事かと思えば、外から酒を煽りつつガラスを割ったニックの姿が。
ここに来てようやく、過去のジャックとレベッカ以外の知っている顔です。
ラスト10分でようやくビッグスリーも39歳のバースデーを祝うために揃いそうですが、最初にレベッカとミゲルの元へ到着したケヴィンには『ニックが逮捕された』と連絡が。
新キャラ三人目は、黒人の少年〈マリク〉。
産まれて間もない〈ジャネル〉を溺愛しており、妹かと思いきやなんと娘だそう。
“ピアソンに一票を”というステッカーを貼ってある車が、父〈ダーネル〉とマリクが共に働く修理店に持ち込まれているところを見ると、新キャラ達は現在の時間軸の話という事なのでしょうか?
明らかにカタギじゃない感じの〈カスティロ〉に何か仕事はないかと聞いて「ダーネルの息子には手伝わせられん」と断られても「娘のために本気で稼ぎたいんだ」と食い下がるマリク。
それでもカスティロがマリクを食い潰すような事はせずに受け合わなかったのはラッキーでした。
息子が『責任』を感じて道を踏み外す前に、とダーネルが一晩孫の子守を買って出てくれて、友人から誘われていたバーベキューに送り出してくれます。良い親父だ。
なんとマリクがバーベキューで友達から紹介されたのは「引っ越してきたばかり」のデジャ。
控えめな笑い方は懐かしいものの雰囲気がだいぶ変わりましたね。
そういえばランダルの家はフィラデルフィアに引っ越し事になっていました。引っ越しでバタバタしていたのか、39歳のバースデーはビッグスリーではなく別れてのお祝いです。
最後の最後でバースデーパーティーを控えるケイトとトビーが、息子ジャックに関する検査結果を医師から受けるのですが、「ジャックは網膜症が治らず視力が戻らない」、と。
つまりあのどことなくケヴィンに似ている盲目の青年〈ジャック・デイモン〉はケイトとトビーの息子の未来の姿だったのか!
しかも相当人気を誇るミュージシャンになったらしく、祖母から母へ、そして母から息子へと音楽の才能が引き継がれたかと思うと鳥肌が。
デイモンの方のジャックは未来、セラピーに通うキャシディとマリクは現代、ですかね?
ニックの暴挙はどういう事なのか、マリクがあの歳で娘を持ち相手が不在なのは何故なのか、デジャと良い関係になりそうな近い将来も含めて色々気になるシーズン4の始まりです。
THIS IS US 36歳、これから オリジナル・サウンドトラック
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▼次回、エピソード2