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海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル シーズン1 2話ネタバレ感想

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エピソード2『銀行強盗集団』“Uncertainty Principle”

あらすじ

チャーリーは連続銀行強盗の一味が次に狙う店を数学の論理で的中させる。しかし、FBIと激しい銃撃戦になり、現場は死傷者も出る大惨事に。予想外の事態に、チャーリーは数学が万能ではないと思い知らされ愕然とする。やがて、犯人グループの真の狙いが明らかになり…。

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ネタバレ感想

今回の事件

 

8ヶ月の間に16件も起きた紳士的な白人男性2名、通称『マナー教室ボーイズ』による連続銀行強盗。チャーリーによって次はいつどこを襲うか予測がなされ、二箇所に絞った可能性のうち、一箇所が見事的中。

しかし、現行犯逮捕しようとした矢先に銀行の外を張っていた犯人一味が複数現れ死亡者を出す派手な銃撃戦に。

 

 

「行動は予測出来ても操ることはできない」というラリーの忠告通り、チャーリーのパターン予測はドンピシャで当たるも、そこから手に負えないレベルの予想外な銃撃戦になってしまい、死者は出るわ、追い詰めた実行犯の車は大爆発を起こすわ、警察無線に侵入し捜査を撹乱するわで、あまりにも周到かつプロの手口を持っていた犯人グループ。

現場の惨状を目の当たりにしながら「今までずっと二人で凶器を使用することもなかったのに…」と愕然とするチャーリー。

これまで実行犯の2名が紳士的だったのはあくまでも邪魔が入らなかったからであって、実際には武装した4人の仲間が控えていたわけです。

殺人も厭わない犯人グループによる、綿密過ぎる奇襲と逃走のプランに翻弄されあっさり撒かれてしまったドン率いるFBI捜査官達。

何としても検挙するため、次に奴らが現れるタイミングで先回りをする、つまりチャーリーの予測が頼りになってきます。

しかし、これまでの「犯人は2名で武器を使わない」という仮説は崩れた上に、ハイゼンベルクによる“観測者の行為は観測対象に影響を与える”という不確定性原理を考慮すれば、「犯人は見張られていると知り行動を変えるはずだ」とチャーリー。

これまでのようにパターンにあてはめて簡単に答えを出せる予測ではなくなってしまったのです。

しかし数学以前に、自分の予測が死者や負傷者を出す大惨事に繋がったという現実に、チャーリーのメンタルはボロボロで2話目にして大スランプ状態に陥っております。

しかもドンが犯人に銃を向けられながら助かったのは例外で、「統計的には殺されていた」と計算できてしまうからこそ余計に、凡人には分からない恐怖心が増すのでしょう。

 

現場から回収した証拠品の解析の結果、CIAの諜報員が使うような変装マスクまで使用していた事が分かり、さらに殺しの手口からも軍で特殊訓練を受けた者の犯行だと明らかに。そりゃあプロですわ。

 

1話から母親不在の雰囲気でしたが、癌で死別していたそう。

3歳でチャーリーの数学的才能に気が付いてからというものの母と父はそっちにかかりきりで「ドンは嫌でも自立するしかなかった」とアランが語っております。

兄弟は同じ年に高校を卒業したらしく、何歳差なのかは不明ですがギフテッドのチャーリーは当たり前のように飛び級だったんですね。何故だかドンが凡人扱いのように感じますが、FBI特別捜査官ってこっちもこっちで大エリートなのでは…?

とまぁ、そんなわけで兄弟の間には微妙な確執があるよう。超絶難問らしい『P-NP問題』とやらにかかりきりで現実逃避を続けるチャーリーに対し、半ば怒鳴りつけるような形で「お前の力が必要なんだ!」と頼む?兄貴。

事件解決の方程式

 

毎回2分以内で金を盗んでいるにも関わらず逃げるまでの時間が長いという強盗の不自然な行動をゲームのマインスイーパに当てはめ、「襲った銀行で得た情報から次に襲う銀行を決めてる」と仮定。

 

 

銀行強盗はただの目くらましで、金融データが犯人グループの本命だったと考えたチャーリーはようやく引きこもるのをやめて捜査本部に出向きます。

強盗すれば資金も稼げる上に、銀行強盗で注意を引きつけている間にシステムに侵入し、データの所在地が特定できれば他の銀行の情報も手に入る、という合理的なのか大胆過ぎるのかよく分からないやり口で着々と目的を遂行しておりました。

さっそくシステムの履歴を調べてみると、連邦準備銀行FRB”のサンフランシスコ地区ロス支店に何度も送金されています。

各銀行からFRBへ集められた古紙幣はその後財務省で破棄される仕組みらしく、1回の輸送で1億ドル以上の現金が動くFRBからの移送日が狙われていたのです。

ちょうど6時間後に現金を移送するとFRBから連絡が入り、とんとん拍子に進み始める捜査。

FBIは輸送ルートに守りを固めるも相手の方が上手だったかと焦りましたが、そこはさすがに裏の裏まで読んでいたFBIに軍配が。

ロケランを出してきたとんでもない1名の射殺とその他全員の逮捕でスカッとする幕引きとなりました。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン1

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▼次回、エピソード3

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