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エピソード15『17年目の真実』“End Of Watch

あらすじ

ビルの建設予定地で警察バッジが発見される。それが17年前に失踪した巡査のものと分かり、未解決事件の捜査が再開されることに。一方アラン(ジャド・ハーシュ)は担当した仕事で訴訟を起こされてしまう。

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ネタバレ感想

なんと我らがアランが訴えられてしまいました!手掛けた仕事の一つであるゴルフ場に関する近隣住民からの苦情…をすっ飛ばし、突然届いたのは訴状ではありませんか。

今回の事件

17年前の1990年に失踪した警官〈ジョン・エベレット巡査〉のバッジが、ビルの建設予定地だった空き地から見つかり、ウォーカー警部補率いる市警とFBIが合同捜査を行う事に。

警部補によれば当時23歳だった部下のエベレット巡査は路上犯罪班に所属しており、失踪の2週間前にギャングの〈ステフォン・ブラッドリー〉を殺している事からも、ステフォンの兄〈カルビン・ブラッドリー〉による報復による犯行を確信しているそうです。

事件解決の方程式

 

遺体が周辺に埋まっているかを確認するため、レーダーのように電波を送る代わりにレーザーパルスを送り、その反射を利用して正確な三次元地形図を作る手法『レーザー走査マッピング』を用いて地表に異常な侵食がないか確認します。

 

麻薬捜査でお馴染みのリズに資料を提供してもらい話を聞くと、“BSF”と呼ばれる組織に所属していた元ギャングで、今は子供の支援活動をしているというカルビンは伝説の男扱いらしいです。

 

改めて市警から当時の状況を詳しく情報共有してもらったところ、事件前夜カルビンがリーダーを務めるBSFの奇襲の巻き添えになって10歳の少女が殺されたそう。子供の死で総動員のお達しが出るも、予定があったエベレットは遅れて出動し、それが最後になったのだとか。

市警は仲間内でかなり絆が強いようで、残された者の使命を感じてか、エベレットの遺族と今も懇意で面倒を見ている様子。

 

陸軍工兵隊の仕事を手伝った経験もあるミリーは、レーザー走査マッピングもお手の物な感じ。

しかし今回は、アドバイスを受けるまでもなくチャーリーの予測した場所からエベレット巡査の遺骨が出てきました。

検視によれば弾痕は頭部に一発でおそらく至近距離から撃たれたもの、つまりは処刑スタイルだと想定できます。

しかし、弾道解析から新たな事実が分かり、エベレットを死に追いやったのはステフォンを殺した38口径と同じ物で、自分の銃によって亡くなっていたエベレット。自殺の可能性も考慮して動くFBIですが、ウォーカー率いる市警一派は認めないでしょうねぇ。

遺体が上がった事でやや強引にカルビンを連行してきますが、思い込みが強く熱くなりがちなウォーカー警部補の悪い部分が今回も全開なので、どうせカルビンは無実なのでしょう…。

 

チャーリーが持ってきた新情報では、失踪当時のギャング達の縄張りが視覚化されており、遺体発見現場はBSFの縄張りだった一帯から遠く離れた“18丁目メキシカリ”の縄張りでした。18丁目はBSFと敵対関係にあった事からも、敵地での殺害は不可能に近く、カルビンの犯行の線がかなり低くなってきますが、逆に言えば当時西海岸で最大の麻薬組織だった18丁目のメンバーが怪しいということです。

18丁目の〈ジミー・ロペス〉に話を聞けば、共通の敵でもある警察を殺す分には縄張りは関係ないとの事で、また話は振り出しに戻った感があります。

アミタからのアドバイスで、今度はクリティカルパス分析を使って被害者エベレットの足取りを追うよう方向転換したチャーリー。

エベレットの車と遺体の間には数キロの距離があり、建設現場で殺害後エベレットの車を移動させたか、自らBSFの縄張りへ行き殺害後に移動されたか、という2つの仮説が生まれます。

エベレットがBSFの縄張りの方へ向かった場合における次の目的地と思われる範囲の付近には、1990年当時、内務調査部“IA”があったと話すウォーカー警部補。

そんな大事な話を後出しするな、と言ってやりたいのですが、正当行為とされていたステフォン射殺について、IAには別の意見があったそうな。

射殺の3日前、ステフォンは敵の隠れ家を襲撃し皆殺しにした連続殺人の容疑で連行されており、悪徳警官を知っていると話したステフォンが殺されたというのは口封じを感じさせます。

エベレット巡査は、罪の意識からIAに自白に向かう途中に殺してしまったステフォンの兄の元へ向かって全てを話していました。そもそも、連続殺人容疑での逮捕に繋がった襲撃騒動は、警察側がメキシコ系の隠れ家情報を漏らしステフォンを利用して襲撃させ、その口封じのために殺されたというのです。

メキシコ系の隠れ家を片っ端から襲っていたステフォンですが、唯一襲っていない場所があり、そこは18丁目の縄張り内。これで18丁目のメンバーが自分達の縄張り以外の隠れ家情報を警察に密告した可能性が高いと考えられます。

再度ジミー・ロペスを調べに行くと、クスリを打たれて死んでいる姿で発見されました。

売人は薬の配合にこだわりを持つ傾向にあるらしく、チャーリーは過去の薬物過剰摂取の記録から売人〈ヘクター・オソリオ〉を特定します。

オソリオをデータベースで調べると、デビッドソン警部補らが捕らえた際に大量の薬物を押収しているとの記録が。押収した薬物がある証拠保管室に入れるのはチームリーダーのデビッドソンだけ。

仲間の汚職と裏切りが発覚する瞬間はピースがかっちりハマっても気持ちの良いものではありません。

街を守るためという大義名分でステフォンを利用し、IAに行くと言ったエベレット巡査をハメたのが同じ警察の人間だったとは…。

 

アランの問題はミリーが見事な職権濫用で手を貸し、アランの仕事には何の落ち度もなく業者の責任だと明らかになったようで安心しました。

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▼次回、エピソード16

axxi.hatenablog.com

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