海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ～天才数学者の事件ファイルシーズン5　13話ネタバレ感想

エピソード13『消えた捜査官』“Trouble In Chinatown”

チャイナタウンの労働搾取工場で潜入捜査していた捜査官が消える。コルビー（ディラン・ブルーノ）、ラリー（ピーター・マクニコル）そしてデビッドが入国管理局と捜査を進めるうちに、ライバル同士のギャングの縄張り争いが勃発する。

中華料理店シルクドラゴンにテイクアウトしに来たデビッドとコルビーは、突如入ってきた男達が起こした発砲騒動に鉢合わせします。

居合わせたのがFBI捜査官というのが運の尽きで、犯人2人は仕留められるも6人負傷、4人死亡という大惨事に。

殺された店主〈ハーベイ・ユン〉の兄〈ウォルター〉によればジェイド団なる組織の仕業だそう。

入国税関取締局の〈アリス〉が捜査に合流し、潜入捜査官が他の女性2人と失踪した事実も知らされます。その件に関して死んだ襲撃犯が第一容疑者だとか。

中国語が堪能な事で潜入捜査官となっていた〈キム・シャオ〉は、ジェイド団のリーダーで襲撃犯の1人〈ジミー・リム〉の工場に潜入していたそう。

工場に潜入するとジェイド団の下っ端達の遺体が放置されており、生き残りのサイロ〈コリン〉は捕らえられ、閉じ込められていた労働者達は助け出されるもその中にキムの姿はありません。

CIAの元スパイ〈サイモン・クラフト〉が突然ドンを訪ねてエプス家に現れ、ドラゴンの絵が描かれた封筒を置いて行きますが、ドンに連絡を入れればちょうど犯行現場のシルクドラゴンに居るとの事。

捜査に協力する代わりにテレビ番組を撮っているから取材させろというサイモンの要求をドンは取り合いませんが、超能力は本物なのかどうなのか、予言めいた台詞で「死体は増え続けるぞ」と言い残していく不気味さ。

キムが最後にSOSを出した携帯からの連絡に入っていた音声データを複数のノイズフィルターにかけて不要な音を周波数で特定し差別化する事で、雑音に紛れて聞き取れない重要な箇所を鮮明化。

裁縫工業で違法に密航させてきた女性達を働かせていたジミーですが、ユンは彼女達を横取りして娼婦にし売春させていた事で今回の襲撃事件に繋がったという経緯が。

捜査官を探すためならどんな手でも使いたいというアリスからの要望でサイモンを捜査に加える事になりましたが、超能力で何か見えたらしいサイモンの指示通りに墓地に向かうとシャオに取り付けられていた追跡装置が反応。

すぐさま墓を掘り起こすと埋葬された中国人の棺の上に埋められたシャオが息のある状態で掘り起こされ、他にも同じドレスで着飾らせた女性が埋まっているのが発見されます。

地元メーカーの生地で作られたドレスは生産が中止されており、在庫が売られているのはチャイナタウンのみ。

洋品店では赤いドレスを現金で12着も買って行ったのはコリンで間違いないと証言が得られました。

女性達は貸し出されていたのではなく、死者に花嫁を与える『冥婚』なる儀式のために売り飛ばされていた事も分かってきます。

ユンは帳簿を共有しており、裏ビジネスのパートナーが必ず居たはずです。

なんとサイモンは路地で女性の誘拐現場に出くわし撮影していたところを犯人の車に轢かれて死亡しているのが発見されます。意外と呆気ない最期でした。

サイモンの撮っていた映像から連れ去られた女性が分かり、大勢の女性達の犠牲を出しながらも、彼女はギリギリで助け出され事件は幕を閉じます。

中国の古い伝統だと正当化されているこの文化に恐ろしさを感じました。

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▼次回、エピソード14

何かとサバイバル。