エピソード12『思い出の紡ぎ方』“Islands: Part Two”
あらすじ
分離手術後、目を覚ましたジェニーはバイタルが安定し会話もできる。だがケイティは覚醒せず昏睡状態になり、脳にほとんど血流がないことが判明。メレンデスたちは昏睡状態のケイティの心臓をジェニーに移植するのが最善だと考え、姉妹の母親グレンダはジェニーを救うためにケイティの人工呼吸器を外すことに同意するが・・・。一方、ショーンは、リアを追ってペンシルベニア州に移るためにメレンデスに推薦状を依頼する。
ネタバレ感想
分離手術を受けた結合双生児はジェニーだけが目覚め、ケイティは脳に血流が届いておらず昏睡状態が続いている状況。
無断欠勤の件で「家族の緊急事態でしばらく休む」と取り繕ってくれていたグラスマン先生の努力虚しく、「次は事前にメレンデス先生に伝えます、恋人とドライブする際には」とシレッと出勤してきて爆弾発言をかましてしまう馬鹿正直なショーン。
ショーンもショーンでこの病院を辞めるという決断をしての出勤だったようですが、リアについて行く気でいるのでしょうか?
ケイティの目覚めは絶望的で、今度はジェニーの心臓がもたないという点から脳死状態で適合条件に合うケイティの心臓をジェニーに移植するという辛い選択に立たされた母親は同意書にサイン。
それでも、ジェニーにとってあまりに辛過ぎて知れば壊れてしまうであろうこの事実は娘に隠す、とケイティの看取りにジェニーを同席させる事を拒みます。
母親がケイティに別れを告げ、ついに延命装置が外され心電図が死に向かって行くのを見守る瞬間のやり切れなさは相当なものでしたが、なんとケイティは自力で呼吸しており目は覚めないもののもはや心臓移植は出来ず、ジェニーの心臓は絶望的。
ここでショーンならではの奇想天外な逆転の発想で、再度双子を大腿動静脈で繋ぎ結合させて、ケイティの心臓でジェニーを生かし、ケイティの死後に分離して心臓を移植させるという案が採用されました。
再結合の末、奇跡的に目を覚ましたケイティ。しかし今度はジェニーの心臓が限界を超えてとうとう亡くなってしまったのです。
お互いにお互いを必要とし、最後の最後まで離れる事を嫌がった姉妹ですが、ケイティは亡くなった片割れを目にし、ついには現実を受け入れたのでした。
ジャレッドは奥の手、人種差別を掲げて申し立てを行い、莫大な和解金を蹴ってまで無理矢理とも言える形で復職に成功。
おかげでアンドリュース外科部長からは「誤った形で人種問題を利用するな、同胞の首を絞める」と怒りを買ってしまったわけで、推薦状を貰って他に行けるなら医師としては働けるわけで、何がそこまでしてジャレッドをこの病院に執着させたのか…。
クレアの助言に従って推薦状にサインする事でショーンを1人の大人として認める意思表示をした上で、ここに残って欲しいと話したグラスマン院長。
クレアの説得も受けてショーンは推薦状を返却し、リアとはしばしの別れになる道を選びました。理解もあって素敵な女性のリアなので、いつか何かのタイミングでまた一緒に過ごせる日が来ればいいですね。
グッド・ドクター 名医の条件 シーズン1 BOX [ フレディ・ハイモア ]
▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード13