エピソード12『言い出せないこと』“Both Things Can Be True”
あらすじ
レベッカにプロポーズするため、ジャックはミゲルと初デートの準備をしていた。一方、結婚式の準備を始めたケヴィンとマディソン。ランダルに付添人を頼みたいケヴィンは、一度じっくり話しあおうと電話で提案する。
ネタバレ感想
言いたくても言いづらい、もしくは言いたくない『本音』が共通テーマのエピソード。
マディソンは式の会場が嫌だとケヴィンに言い出せず、トビーは主夫として子どもと10時間を超えて一緒に居るのは苦痛だとケイトに話せません。
ニックは兄の妻と再婚したミゲルにキツく当たりますが、ミゲルとジャックには相応の絆があってミゲル自身が誰よりも親友の妻と再婚したことを気にしているのも事実。
そしてミゲルから聞かされるジャック本人すら無意識だったかもしれない密かな言葉選びに、どんな関係であれ、ニックだけが唯一無二の弟という存在だったと認めていたのだと納得がいきます。
ベスはトランスジェンダーの娘への対応に困りそれを指摘されたことで、実は初めての娘のデートの手伝いや将来的には父親に似た男との結婚を楽しみにしていた未練が振り切れていない自分自身の気持ちを実感。
母親と娘との関係となると、ベス自身も上手くいかなかった過去があり、そのわだかまりを埋めるためにも今の母との同居生活があるわけですが、今となっては良き助言者のお母さんが居てくれて助かりました。
そして、母親との距離がもう縮まらないのかも、と一番不安に感じていたのはテス自身だったのだなぁ、とまだティーンの少女が押し潰されそうな不安にもがいていた事に切なくなります。
ケヴィンに自身の過去と、予定されている式場は嫌だと伝えたマディソン。苦くても美しい思い出の場所として日本が選ばれているので、マディソンの事がより一層好きになってしまいます(笑)
お面だのなんだのが飾られていたマディソンの部屋の勘違いジャパニーズ感は残念ですが、挙式を行う事となる庭園はどんな日本風なんでしょうかね?
ジャックとニックの時も然り、付添人と言うのはかなり特別な存在になるようですね。
ランダルに付添人を頼み、わだかまりを解消するためにと飛行機のチケットを取って直接会いに行く事を決めたケヴィン。まーーた来週も兄弟の絆と感動が待ち受けていそうです。
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▼次回、エピソード13