エピソード7『謎の時空の穴』“Some Kind of Burping Trash Hole”
あらすじ
ティファニーは大人の自分と生き方に関して対立する。KJは自分の未来と向き合うマックの支えとなる。ラリーとエリンの元には新たな協力者が現れる。
ネタバレ感想
上手くやってきていた2人のティファニーでしたが、大人になった自分が否定したい過渡期を憧れの眼差しで興奮しながら見るかつての自分に嫌気がさしている様子。
というのも、まだ12歳のティファニーにとって母親は絶対的な存在で、無邪気に母〈キャロル〉の期待に応えようとして将来ばかりを見据えていますが、大人のティファニーは自分が養子だった事を知ってしまっているのです。
結果的には良い事でも、大学2年の時に発覚し、19年間秘密にされていたという事実は裏切りに感じているらしく、勢い余った大人ティファニーからその事実を聞かされたティファニーもかなり動揺しております。
しかし、更にその先の未来で自分が研究所を持ち成功している事を知っている12歳のティファニーは大人になった自分に説教したりと不思議な関係性が。
マックの秘密を知ってしまったKJは、早期発見で最悪の事態を避けられるかもと大人に相談する事を勧めたり、自分の墓を探しに行くマックに付き添ったりしています。
独立記念日の翌日、7月5日はマックの誕生日だったようで、見つけた墓はかなり質素なものでしたが人の気配がして隠れると義母〈アリス〉が墓参りに来ていました。
病気になってからは甲斐甲斐しく看病していたとはディランに聞いたものの、マック達が幼少期の頃にはとてもじゃないけど親と呼べるような存在ではなかった義母が自分の誕生日を覚えていて死を悲しんでいるという事実に驚くマック。
直後、マックとKJはアリスに見つかってしまい全力で逃げ出しましたが、アリスの心境を考えると自分がおかしくなったのかと正気を失いますよね。
ラスと留守番をしていたエリンですが、ティファニーから名前を聞いていて裂け目の事を伝えに来たラリーと鉢合わせ。
もちろんこの時代のラリーはエリンと初対面ですが、まぁエリンの食ってかかることかかること。レーザーで殺される運命だとまでぶちまけ、本人も謝りはしたもののさすがに言い過ぎです。
しかし、表にあったラリーの車の荷台にあるはずがない自分の自転車が載っているのを見て、裂け目を見に行くことにしたエリン。
ラリーはこの頃にはまだ初対面となるSTFの仲間ジュニパーに緊急事態連絡を入れており、エリンと3人で広がったままの謎の裂け目と、そこから飛ばされてきた様々な物を見ています。
カフェから帰ってきてようやくラスからエリンがラリーと出て行った事を聞いたティファニー達はマックとKJを拾って慌てて農場へ。
エリンの無事も分かり、通常ならすぐに塞がるはずの裂け目が開きっぱなしの状態かつ、飛ばされてきているのは1988年のものと2019年のものが混じっていること、そして時空の歪みとは別物でここに入って元の時代へ帰る事も不可能な雰囲気です。
ラリーの家にはオールド・ウォッチの偵察機が。既に全員の居場所がバレてしまい、1時間もすれば『大聖堂』と呼ばれるオールド・ウォッチの司令塔でタイムラインを監視する移動型本部がやって来る、とジュニパー。
目的はもちろん、よそ者…つまりタイムトラベルしてきた少女達を処刑する事で対抗策は『逃げる』事だけという切羽詰まった事態です。
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▼次回、エピソード8