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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン1 3話ネタバレ感想

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エピソード3『パミリヤ』“PAMILYA”

あらすじ

ヘロインの取引があったとの情報が入り、ある麻薬組織のアジトに踏み込んだホンドーらは、閉じ込められていたフィリピンからの移民たちを発見。彼らはヘロインを体内に飲み込んで運び屋として利用されており、発見直後にその中の1人、ハヴィエルという男性が泡を吹いて危篤状態に陥る。

ネタバレ感想

ヘロインの取引をした容疑者のアジトへ踏み込むチームホンドー。

次々と内部を制圧して麻薬組織を一網打尽にしていくも肝心のブツは無く、アジト奥の施錠された一室を開けてみれば監禁されていた大勢の移民達の姿が。

リーダー格の〈ハヴィエル〉という男は見るからに顔色が優れないようで、隊員が状況確認している最中に泡を吹いて倒れてしまいます。

体内に麻薬を仕込んでいた事による中毒症状なのは明らかで、一刻を争う事態の中SWAT隊員の応急措置のおかげで一命を取り留め病院へと運ばれました。

 

移民達を“パミリヤ”(家族)と呼ぶグズマン神父〉が病院のスタッフによって呼ばれており、彼らを助けたいと話す神父はSWATを遠ざけようともしますが、証人になるか麻薬の密輸容疑で起訴されるかの二択となれば協力する方向以外に道は無いのは分かりきった話なのでは…。

 

不法滞在者でもないのに運び屋として利用されていた移民達ですが、殺人課の〈マーカス刑事〉によれば殺されて内臓を抜かれたフィリピン人が発見されたらしく、一連の事件として繋がりがあると疑っているようです。

アジト制圧の際に唯一生捕りとなっていた用心棒“まむしのエステス”はすぐにやり手の弁護士をつけており、移民達も口を割ろうとしません。

マーカス刑事によれば、グズマン神父は兄弟を警察に撃たれた経緯のある元ギャングで麻薬組織の一味である可能性があるのだとか。

 

ジムは刑務所で服役中の母〈カレン〉を訪ねています。DV夫への抵抗で殺してしまったとの事でしたが、本当に人の良さそうな息子を愛する普通の母親といった感じ。正当防衛でどうにかならなかったのでしょうかね。

ジムを呼んだ理由は、獄中で出来た友人〈ディードラ〉がもうすぐ出所だそうで、自分と同じ境遇の彼女を心配して、警官である息子に相手の男のところへ行って「もう二度と彼女に近づくな」と警告してくれないか、というもの。

本当にお人好しのようですし、ジム自身も母親を慕っており、父親から守り切れず服役させている現状に負い目を感じている様子があります。

 

恋人に部屋を追い出されたルカが立ち直るまでの間、チームの誰かが泊めてやるという“SWATの掟”があるそうですが皆そこそこ迷惑そう。

祖父の代から警官のルカは生涯の相手にSWATという職を選んでいるそうですが、その割に恋人と別れてホームレスになるとはなかなかに破天荒な気質です(笑)

 

移民が働くのには身元保証人が必要になるそうで、看護師の身元保証人で介護施設に仕事を斡旋している〈ロバート・ミラー〉を当たる事になったのはホンドーとディーコン、ルカ、タンの3名。

残ったクリスとジムはまたコンビになって、マーカス刑事が連れてくる介護施設の看護師長の聴取を取る事になりました。

黒かと思われたロバート・ミラーはフィリピン人の妻を持ち、移民達に純粋に新たな生活を、と派遣業を営んでいただけで、1年前に雇った採用担当者の〈フリオ・アルヴァド〉という男が看護師達の世話をしていると聞かされます。

フリオ・アルヴァドの自宅へ踏み込むと誰もいない代わりに麻薬関連の物はそこかしこに放置されており、SWATが居るとも知らずに薬を買いに来た薬中の〈マーティン〉から話を聞くホンドー達。

と、そこへ勤務中にも関わらず持ち場を離れ、ディードラの相手の所へ行って揉み合いになったジムが逮捕されたとの一報が入ります。

 

マーカス刑事に引っ付いて介護施設からついて来たという老人〈ジェームズ・トレイラー〉は元巡査で、施設の看護師達は“パミリヤ”という弱味を握られているために誰も口を開かないのだとクリスに情報提供してくれています。

実際にハヴィエルは息子〈ポール〉を人質に取られているような状況で、グズマン神父も「SWATに協力すれば家族が危険に晒される」と本気で彼らを守っているだけでした。

なんとか説得して彼らの立たされている状況を聞き出した後、アルヴァドの恋人に聞き込みに行ったディーコン達。

ここで失態続きのジムが口を割ろうとしなかった恋人に対して率直な姿勢で問いかけた事により、アルヴァドは今夜の取引でヘロインを全部売ると話していたという大きな情報を得られました。

人質の手掛かりになるアルヴァドは必ず生捕りにしなければならないはずが、張り込み現場に現れたアルヴァドはバイクの男に呆気なく撃ち殺されてしまいます。

ホンドーの体当たりで捕らえたバイクの男〈マルド・ウィック〉は殺し屋で、こちらも用心棒同様即座に弁護士をつけてややこしそうな気配。

2人の弁護士は同じ法律事務所の所属で、事務所に依頼料を払っているのはミラーでした。結局ミラーが首謀者だった、と。

ミラーをしょっぴきに職場と自宅へ向かっても不在で、それまでシラを切っていたフィリピン人の妻もマーカス刑事が1人になった所を隠していた銃で撃ち逃げ出してしまいます。

職場からはセスナを所持している書類が出てきて、妻にかけさせた電話で話していた“サンC”ガ、サンタクラリタ空港だと繋がり、高飛びされる直前に現場へ急行。もはやこうなってしまえば圧倒的にSWATが有利です。

どちらかと言えば妻に操られていた側のミラーが人質の居場所を吐き、ハヴィエルは無事息子と再会する事が出来ました。

 

自らの行いを反省し、SWATを辞めたくないとホンドーに意気込みを見せたジムには、ルカが出て行くまで泊めてやれというそれなりに厳しそうな罰が下されたのでした。

ホンドーはカレンの所へ面会に出向き、「もうあいつを操らせない」と宣言。

人が良さそうに見えた母親はその仮面を使って息子までもを意のままに操っていたらしく、ジムに会いに行かせたあの男は禁制品の差し入れ屋だったのです。刑務所内ではいかに物資を持っているかが権力に直結するため、ディードラにばかり禁制品を売られる事を阻止するためにトラウマと正義感を刺激した作り話でジムを利用していたカレン。

ホンドーに追い詰められて開き直ったカレンは毒親そのもので、その後の泣き落としや、ホンドー相手にそれが通用しないと悟った際の表情の豹変ぶりは相当なもの。今は牽制が効いていますが、かなり厄介な存在として今後もジムを揺さぶり続けそうです。

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▼次回、エピソード4

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