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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン1 11話ネタバレ感想

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エピソード11『コリアタウン』“K-TOWN”

あらすじ

ギャング「ゴールデン・ボーイズ」の大ボスをあぶり出すため、SWATと麻薬取締局は合同捜査を行い、ホンドー・チームが強奪犯になりすまして2500万ドル相当、50キロのフェンタニルを盗み出す。捜査陣の思惑通り、この強奪に慌てたギャングたちはあちこちに電話をかけ、その傍受から大ボスらしきエディ・リーという男が浮かび上がる。

ネタバレ感想

とりあえず10話を見終わり11話目ですが、基本的に1つの事件につき1話完結で『続きが気になって仕方がない!』というようなシリーズではないのに毎度見せ場があってワクワクさせてくれてかなり面白いです。キャラクターの魅力も大きいですしね。

 

今回の任務は麻薬取締局“DEA”との合同捜査です。

末端価格で1キロ50万ドルのフェンタニルを強盗に扮したSWAT隊員がその場にあった50キロ根こそぎ押収する事に成功。

DEAの〈カトリナ・ウォルシュ〉は、ホンドーとも旧知の中で今回の作戦が終わり次第、愛息子との時間を取るためにも引退を決めているようです。

 

チームホンドーによる今回の泥棒は『揺さぶり作戦』の一環で、押収そのものが目的ではなく、コリアタウンを仕切る“ゴールデン・ボーイズ”のボスを暴くための布石なのだから全体を見ればかなり大掛かりな計画なのでしょう。

電話の盗聴から、複数がホープ銀行の副頭取で韓国の金融界とも繋がりがある〈エディ・リー〉にかけている事が分かりました。

リーの用心棒は“ゴールデン・ボーイズ”のリーダーで仮釈放中の〈ピーター・クワァン〉が務めているそうで真っ黒な感じ。

リーを連行してきて、麻薬を盗んだのは実は自分達で刑を軽くしたいのなら関与している事を認めるよう取引を持ちかけるも、何も喋らないままに200万ドルもの保釈金が支払われて解放せざるを得なくなってしまいます。

行き先を探るために押収していた車にGPSを取り付け尾行する苦肉の策を取る事になったSWAT。

監視対策に敏感な韓国人組織らしく、追跡装置の存在はすぐにバレて撹乱された挙句、ようやく見つけたリーは車内で既に処刑されていました。伝統的な手法“コリアン・チョーカー”で処刑されており、口封じをされたのだとすれば大ボスは他にいる事になります。

 

カトリナの息子〈カルヴィン〉が攫われたと連絡が入り、カトリナ本人の元にも電話で息子を殺されたくなければ盗んだ麻薬を返せと指示が。

ニセモノの麻薬を作り取引に応じたと見せかける作戦しか道はなく、カトリナは取り乱しながらもその作戦に同意しますが、やはりこれまでの20年で見てきた取引現場での経験から、その場で純度を確認するのが当たり前だと分かっており、ニセモノだとバレて息子の命が危険に晒される道は選べなかったよう。

押収品の保管庫から本物のフェンタニルを勝手に持ち出してしまったカトリナはバレれば懲役モノですが、家族同然の彼女達母子を見放さないホンドーはヒックスに気付かれる前になんとか事を収めるつもりです。

関与すれば罰を受けるという事でチームのメンバーには「知らないフリをしろ」と話したホンドーですが、『家族』のような仲間がお互いを見捨てるはずもなく、全員揃ってホンドーに協力する流れに。

 

危うく殺されかけるところだったカトリナを助けて、本物の麻薬も無事に取り戻せましたがカルヴィンの行方は分からないまま。

コリアンタウンで潜入捜査の経験があり、自称名誉アジア人であるルカのツテを使ってカルヴィンを誘拐した女についての情報を聞き込んだところ、ゴールデン・ボーイズのリーダーの母親〈サン〉は人身売買をやっている、と。

サンの売春宿に乗り込んでカルヴィンは無傷で助けられてとりあえずは成功を収めますが、ホンドーは大ボスが割れていないままSWATとしての捜査が終わってしまう事に不満げです。

カルヴィン誘拐後にサンが2度連絡を入れていた不動産業の大物〈ジェ・キム〉が大ボスだと睨むホンドー。

ジムを従えて単独でキムの元に乗り込み啖呵を切った訳ですが、ホンドーは熱い男過ぎてちょこちょこそりゃいかんだろ、脅迫になるんじゃ?…と心配になる場面が多々あります。

今回はジムが『常に冷静に』というSWATの黄金律をそっくりそのままホンドーに返してくれたお陰で多少は我に返った感じがありましたが、キムの反応と大物感を見るにこのままで済むはずがないという雰囲気です。

 

アニーの手術は無事に成功し、術後の彼女に付き添うため休みを取っており2週間が経ったディーコン。

仕事の事を気にしながらも付きっきりだったディーコンを見兼ねたアニーから家を追い出されるようにしてようやく現場復帰してくるも、すぐにアニーが倒れてしまったと連絡が入りました。

血栓ができて重症だとの事ですが、頼みの綱の優秀な血管医〈チャンドラー医師〉は休暇を取っているとの事。

アニーとは友人関係でもあるジェシカも病院で付き添って心配そうな表情を見せておりましたが、何かとジェシカに親切なマイケルが自分のツテを駆使してチャンドラー医師を呼び寄せてくれました。

お陰でアニーの手術は無事に終わり、今回こそは術後の心配も不要そうで万々歳ですが、マイケルがホンドーの恋仇になる日も近そうで別の心配が出てきています。

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▼次回、エピソード12

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