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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン3 4話ネタバレ感想

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エピソード4『免責』“IMMUNITY”

あらすじ

チームが非番の日にディーコンが家族と花市場に行くと、そこへ突如3台のバイクが乱入し暴走しながら銃を乱射、ディーコンは犯人の1人を取り押さえる。家族は全員無事だったものの、多数の死傷者が出た。捕らえた男がコロンビア革命軍の元兵士だったことから、革命軍の元将軍ムリドという男の存在が浮上する。

免責

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ネタバレ感想

長時間勤務明けの非番をそれぞれ過ごしていたチームホンドーの面々。

SWAT隊員ともあろう男が5ドルのコーヒーを週に1度の楽しみにしているとは夢がないような気もしますが、愛する妻と4人の子供達を養っている時点でレベルが違うか。

そんなディーコンが、家族で生花市場を見ていると、突然バイクで乗り込んできた3人組が銃を乱射。

一帯がパニックに陥る中、ディーコンは銃を出して応戦し、その中の1人を取り押さえました。

現場に居て巻き込まれただけとは言え、家族まで危険な目に遭わせたと憤るディーコンと、仲間を危険な目に遭わせた連中を野放しにするものかと集まってきたホンドー達は、今日も今日とて休日返上で働くようです。

 

ディーコンが捕らえた男は黙秘を続けていますが、腕のタトゥーからコロンビア革命軍FARCに所属していた〈イェリー・M・チャラ〉だと分かります。

FARCはコカインを資金源とする組織で、和平交渉の後2016年に解散しているはずですが、アメリカに輸入される切り花の6割がコロンビアからで、彼らが生花市場を狙ったのも、切り花に紛れて輸入される麻薬が関与している疑いが出てきました。

 

深夜に帰ったタンは、彼女のボニーが友達と食べて出しっぱなしにしていた大麻グミを知らずに口にしてしまい、うっかり抜き打ち検査でバレてクビになる前に正直に監察部へ申告しています。この真っ当な判断が即座に出来るのはさすがです。

ただ、これがきっかけでタンはボニーから気持ちが遠去かり始めてしまっているようで、いくら軽率だったとは言え将来を考えていた恋人なのだからどうにか意識を新たに関係をリスタートして欲しいものです。

 

FARCを調べているうちに、銃撃現場で見た男が上級メンバーと一致する事に気が付いたディーコンは、市場に戻って聞き込みをし、銃撃はこの男エミリアノ・ムリド〉の指示だったと情報を得ました。

麻薬の密輸の密告を防ぐための見せしめのようなものらしく、タレコミへの脅しで死人まで出して下手な注目を集めるのは本末転倒ではないでしょか?

リンチ警部補のツテで、DEAから新たな手掛かりも。エミリアノ・ムリド将軍は、協定を結ぶ2016年までFARCのリーダーだった超重要危険人物で、協定後は行方不明になっていたそう。

 

ムリドの車が見つかったので、食事中の彼を半強制的に同行させましまが、本部にはCIAの〈デヴロー捜査官〉が来ており、将軍を解放しろと圧力をかけてきます。

悪人ではあるものの、制裁対象国のベネズエラに関する情報提供者でもあるとかで免責を与えて疾患の治療費まで出しているズブズブの関係なのです。

国益が最優先だと話すデヴロー捜査官と、ディーコンを筆頭に、ロスの治安や市民の安全を守りたいSWATでぶつかりますが、こうなってはいち警察署ではCIAに楯突けるはずもありません。

 

ムリドの偽名を調べ上げ、偽名で取った営業許可証から業者が花を仕入れているサウスゲートの倉庫を特定。

しかし、CIAからの圧力でムリドに手出しできない状況に困っていたところ、ヒックスは「証拠があれば別だ、麻薬取引を暴けばいいだろ。情報源は失われるが仕方ない」と確信犯的にCIAに真っ向から反逆する気満々の頼もしい言葉。

早速ド派手に乗り込み、倉庫の麻薬を摘発していきます。

圧をかけられていたリンチ警部補は、この件を知り、デヴロー捜査官から市長にクレームが入るところだったとヒックスに激怒しておりますが、ここで屈するヒックスではありません。

「ムリドには手を出していない。押さえたのは麻薬密輸の現場で、当然任務の範囲内だ」と言い逃れます。

 

しかし、生花市場でも、麻薬密輸摘発でも活躍したディーコンがターゲットになり、個人攻撃で自宅を特定された上にバイクの二人組から容赦ない銃の乱射を受けるディーコン宅。

これもタレコミを封じるための脅しと同じ感覚の報復なのでしょうが、やる事がえげつなさ過ぎる。

非番で自宅に居たディーコンの咄嗟の判断で家族は誰一人怪我を負う事はなかったものの、子供達は相当怖かったはずです。

襲撃を受けて家族揃って本部に避難してきた彼らのために差し入れを持って現れたルカやクリス 、ホンドーだけでなく、珍しく私服姿で駆け付けたヒックスの姿も。

この期に及んで「CIAの命令に背いたからだ」とはデヴローも言ってくれます。

これにはさすがのリンチ警部補も真っ向から抗議の姿勢を示し、ムリド本人の代わりに密輸を手助けしている税関職員をCIAに差し出させました。

その〈ハワード・マクレディ〉を抱き込んで麻薬密輸を止めるのです。

 

SWAT隊員の夫を支える妻の大変さと、SWATという何物にも代え難い家族を持つ価値について、アニーがボニーに語っていたのが印象的です。

ディーコンからタンへも、アニーも最初から動じる事のないタフな女性だった訳ではなく、徐々にSWATという特殊な仕事の事を理解してもらったのだと話しています。

タンとボニーも、ディーコンとアニーのような関係になろうと二人が前向きになったところで、粗悪品のグミからは微量な大麻成分しか検出されず、故意ではなく規則通りに報告した事もあって問題無しという結果が出ました。監察部はボニーの弁護も評価していたらしく、お咎めなしでやっと出動を許可されました。

 

チーム全員が揃って、ムリドの貨物到着から税関を出る前に取り押さえて一網打尽にする作戦が決行されます。

現場に居たムリドのみならず、ディーコンを狙ったバイクの銃撃犯二人組を捕らえたSWAT。

相変わらずムリドを釈放しろと言ってくるデヴローでしたが、銃撃犯がムリドの命令だったと証言した事もあり、殺人の証拠が得られてしまえばこちらのものです。

今回、最終的にはヒックスとタッグを組んでCIAをやり込めたリンチ警部補ですが、まだまだ食えない彼女の立ち位置はSWATにとって敵か味方か分かりません。

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▼次回、エピソード5

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