海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン1　15話ネタバレ感想

エピソード15『ピットクルー』“CREWS”

あらすじ

3つの州で連続した現金輸送車強盗が発生。4人組の犯行グループはその手際の良さと早業から「ピットクルー」と呼ばれている。SWATはFBIと合同捜査に乗り出し、以前にも化学テロ事件で組んだFBIのデュボワ捜査官が指揮を執る。だがデュボワ捜査官は時折集中力に欠ける様子を見せ、ジェシカは不信感を募らせる。

ピットクルー

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ネタバレ感想

情報屋でもあり友人でもある〈クレイグ〉から、デイルズ・キャッシングという金貸し屋が多額の金を洗浄しており、直近で起きた現金輸送車襲撃時に奪われた金もここへ流れ着いただろうという情報を貰ったホンドー。

この件は正式にFBIとの合同捜査が決まり、〈デュボワ捜査官〉が本部にやって来ました。

犯人グループは、その手際の良さから“ピットクルー”と称されており、電磁波で輸送車を止めて現金を奪った末に警備員が何人も殺される襲撃を既に5件も起こしております。

次の事件が起こる前に、ホンドーがゲットしてした情報を元に、まずは資金洗浄業者を捕らえる算段です。

金貸しのデイルは、SWATに気付いて慌てて紙幣を燃やしている所を逮捕され、自白しているようなものです。

強盗犯の情報を話せと迫ると、「〈アンバー・フロスト弁護士〉を呼べ」とポルノ上がりの弁護士を希望しており、勝機があって何も話さない気かと思われましたが、意外にも金を持ち込んだのはただの使いっ走りの男だと話したデイル。

と、そこへホンドーの元に訃報が入り、殺されたクレイグが発見されたというのです。

クレイグの娘〈ラナ〉曰く、父親は殺された日、カジノに行って祖母の介護費用をスッてきたのだとか。

ギャンブルをしないクレイグが何を目的にカジノに行ったのか調べるため、カジノの監視カメラ映像を調べてみると、明らかに誰かを探している様子で、なおかつカジノ内にはデイルが話していた使いっ走りの男と同じ風貌が目立つ、カジノの常連客〈マシーン〉の姿が。

マシーンをとっ捕まえて話を聞いているうちに「何ヶ月も現金輸送車を監視している」という言葉にジェシカが閃きます。

現金輸送車が予定よりも30分遅れた時にも犯人グループはそれぞれドンピシャの時間に配置についており、明らかに内通者が居る様子。

デュボワ捜査官は毎日輸送車は調べているし警備会社の人間も全員調べたと言いますが、エンジンまでは調べられず、車輌整備が外部委託だとすれば内通者にも繋がるかもしれません。

輸送車の整備業者で、これまで狙われた2台ともを担当した〈トロイ・ダンガン〉は、SNSにアップした札束写真が仇となって言い逃れの余地も無し。

追跡装置が付けられた3台目を特定出来たので、ルカを警備員の一員とし、武装したホンドーとタンを荷台に載せた輸送車を、残りのメンバーが尾行して現行犯逮捕を狙います。

指揮を執るはずの本部では、鎮痛剤の乱用疑惑があるデュボワ捜査官がついに大事な局面でやらかし、ジェシカとバチバチの言い合いになる場面も。

不測の事態の連続で、ついに走り出す車輌の上にしがみつくというアメリカンなシーンも見られて満足です(笑)

同乗してたら三半規管が破壊されそうなジムのぶっ飛ばしやり過ぎドリフト走行も見られましたし、ハラハラアクション全開の末に犯人逮捕となりました。

アカデミー生の〈エリカ・ロジャース〉から女性唯一のSWAT隊員として羨望の眼差しを送られ、個人指導を頼まれるも皆の前で無下に断ったクリス。

男社会での女性という自分達の立場をよく理解しているからこそ2人で親交を深めるのは特別扱いしているように見られかねず、お互いにとって損をすると分かっているからこその対応です。

ジェシカに女性隊員の未来について話したり、アカデミーの生徒の検定員になったルカにエリカの出来を聞いたりと本心では人一倍気に掛けてはいる様子。

後に本人にはフォローを入れて、頼まれた左腕での射撃指導をそのままジムに頼んでいたり、『女だから』を言い訳にさせないために誰より神経を尖らせているクリスは毎度少し切ない気持ちにさせられると同時に、これだけ強く自分を保っていながらも、時折見せる女性ならではの気遣いや面倒見の良さを見ていると、どんどん彼女を好きになってしまいます。

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