エピソード4『背負うべき覚悟』“You Don't Hunt, You Don't Eat”
あらすじ
年に一度のクレー射撃の旅。それはケイトにとって仲間たちへの不信と、どうあがいても振り払えない過去を再認識するための機会となっていた。
ネタバレ感想
7月15日、クレー射撃の日に纏わるケイトのエピソード。
母親が再婚した事で、父の連れ子〈アシュリー〉と姉妹になったケイトですが、アシュリーは父親の後妻であるジョイの事をかなり大っぴらに嫌っており、家族関係の事を相談しようとするケイトのことも突き放します。
解放されてすぐの頃には、ネックレスからの指紋鑑定も特定できず、ジャネット本人も否定している状況では未成年相手に無理矢理起訴はできないし、できたところで課されるのは社会奉仕活動程度だと聞かされ荒れるケイトとジョイ。
そして95年にはまさかのジャネットから起訴される展開でだんだんと逆転現象が見え始め、疑心暗鬼に陥るウォリス家です。
ジャネットと仲違いしていたマロリーが95年にはケイトと一緒にハッパを吸って互いに『親友』だと言っている状況はなかなか恐ろしいものを感じます。
ケイトが帰ってきてすぐにセラピーの待合室で鉢合わせした事から2人の仲は深まったようですが、両親の離婚の他に何らかの問題があってセラピーに来ていると話すマロリーがダークホースに見えない事もないですねぇ…。
ケイトが起訴されると公になってから、玄関先に『嘘つき』と書かれた手紙が置かれていた事に対し、ジョイはマロリーを疑っておりバチバチしております。
マーティンは引っ越してきて間もなく、ジョイを含む近所から歓迎され、ケイトとも親密な関係を築いていました。監禁時の様子も少しずつ明らかになっていますが、いまいち動機が掴めないというか…本当にマーティン自身の欲のための企みだったのかも定かではありません。
眠らされている間におびただしい量の生活用品や食糧が監禁場所の地下室に運び込まれており、このまま半永久的に閉じ込められるのかと考えると気が遠くなるようでもあり、意外と至れり尽くせりだな…という小さな矛盾も感じました。
アシュリーはジャネットの兄デレクと仲が良いという狭い町ならではの交友関係もあり面白いのですが、さらに過去には拒絶してきた妹を密かに支えようとして匿名チャットでケイトの話を聞くという流れで何かしらの秘密が浮き彫りになる気配。
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▼次回、エピソード5