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海外ドラマ≫≫Father Brown ブラウン神父 シーズン1 6話ネタバレ感想

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エピソード6『キリストの花嫁』“The Bride of Christ”

あらすじ

教会で修道女シスター・マグダレンが突然倒れ、死亡した。バレンタイン警部補やブラウン神父は、青酸中毒死を疑う。確認したところ修道院内にワイナリーがあり、ワインの中の銅や鉄を除去するために薬品が大量に置かれていることを知る。

ネタバレ感想

“聖アグネス修道院で儀式を行っていた〈シスター・マグダレン〉が突如倒れて死亡し、駆け付けてきた警察はシアン中毒の疑いで捜査を始めます。

シアン化物質を探すため、ワイナリーに居るというワイン醸造担当の〈シスター・ボニファス〉に話を聞きに行く事になったバレンタイン警部補。

シスターとワインが結び付かないのですが、主の教えに『禁酒』は含まれないのだそう。

警部補が、修道院長から敷地内の案内人として指名されたのはやはりブラウン神父。事件となると、切っても切れない縁です。

12本もあったファロシアン化カリウムの瓶は、1本が偽物とすり替えられており、ここから持ち出されたシアンでシスターは死に至ったのは確実。

シスター・ボニファスによれば、〈シスター・アベラール〉が在庫の異変に気がつくも勘違いだったと結論付けていたとかで、計算機のように正確なアベラールが勘違いするのもおかしな話だとのこと。

 

インドはカルカッタから来た新しい修女長の〈シスター・ポール〉は、規律に厳しく鬼のようなだけでなく、秘密を握っていたり色々と暗躍している様子。

しかし、そんなシスター・ポールもマグダレンと同じ症状で亡くなってしまいました。

 

シスター・ポールが9年間施設長を務めていた“聖ブリジット更生施設”を訪れるブラウン神父。

修道院長もシスター・ポールと同じくこの施設にいた過去があり、そしてシスターでありながら聖ブリジットの医者と男女の関係を持ってしまった過去があるそう。

罪を告白して懺悔して赦されたはずが、過去を知るシスター・ポールが聖アグネスに来て脅迫めいた言動を見せていたのです。

そして、ボニファスが見つけていた、シスター・ポールが書いた司教への密告の手紙を盗んだのは修道院長本人ではなく、院長擁護派のシスターでした。

アガサクリスティ好きでめちゃくちゃ良いキャラのシスター・ボニファスがこの手掛かりを掴んでしまったばかりに襲われてしまいましたが、大事には至らず通常営業の饒舌さだったのでホッと安心。

 

敷地内に住む庭師の〈トム・エバンズ〉とその妻ジョイスが揃って怪しさ満点でも、どう毒殺に関与したのかが謎でした。

ジョイスは聖ブリジット更生施設に入所していた時期があり、その際に若くして生んだ息子と引き離されていたのです。

我が子と引き離された恨みは後々にも残り、聖ブリジットに関わった人間を殺そうとしてシスターのお使い係をしていたジョイスは、シスター・ポールお気に入りの洋梨ドロップにシアン化合物を混入させ、時機を待った、と。

トムは妻の犯行が明るみに出ないよう、シスターの遺体からドロップ袋を抜き取り、彼女の部屋に盗み出してきたシアン瓶を隠すなどして細工していました。

ジョイスは母親になる資格はないとしてシスター・ポール達から無理に署名させられ、赤ん坊を取り上げられた末に自身は精神障害者と共に監禁されていたのだとか。酷い話です。

事の発端となった、シスター・マグダレンの死の真相はと言うと、低血糖で倒れやすい彼女は儀式前に顔色が悪くなり、シスター・ポールの部屋で休んでいた際に洋梨ドロップを口にしてしまったという、ただただ不運でとばっちり的に命を奪われただけでした。

一線を超えてしまったとは言え、我が子を失った被害者でもある夫婦は、それぞれ罪に問われて起訴される事になるという救いのない結末が残念です。

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▼次回、エピソード7

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