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エピソード17『ホテルLA』“HOTEL L.A.”
あらすじ
ホテルLAに4組のギャングのボスたちが集結することが分かり、SWATはギャング捜査課と合同で一斉検挙に当たることに。しかし、ボスの1人がホテルに連れてきたメリー・ベスという女性を連れ戻そうと父親が現れ、ボディーガードと争った末に撃たれたため、一斉検挙の計画は変更を余儀なくされる。
ネタバレ感想
今回はギャング捜査課と合同で、ホテルLAに集結する4組のギャングのボス達を一挙に捕らえる作戦を実行するSWAT。
白人至上主義グループ“コフィン・メイカーズ”の〈TJ〉がホテルに入り、ボス連中が一堂に介します。
他には、“ブラザーフッド”の髭面で派手柄シャツの〈サミー〉 、“ソルダドス”の〈マヌエラ・ディアス〉は、女性でありながらボスを殺してのし上がり、メキシコカルテルからも一目置かれる存在。
“ワン・ナイナーズ”の〈サイラス〉はインテリで、他の3人を呼び出した張本人。
4組は互いに憎み合っている対立組織ですが、ビジネスを優先させた今回の会合で手を組まれてしまえば、LAは一気に犯罪都市へ転落です。
念の為に、解散後に4人のボス達を別々に叩くという計画で待機していたところ、ホテルのラウンジで飲んでいたTJの恋人〈メリー・ベス〉の父親で、予備保安官代理の〈ベケット〉が現れ、用心棒〈レニー〉と揉み合いになった末に発砲。
タレコミを恐れてホテルの従業員にすら今回の計画の話を通さず秘密裏に進めていた計画が予想外の事件で台無しです。
ただ、会合は10階の一室で行われており、パトカー出動の気配も見せず、1階で起こった発砲事件を秘密裏に処理してしまえば当初の作戦は続行できると判断したリンチの号令で、チームは静かにホテル内へ。
しかし、不特定多数の人間が出入りするホテルのロビーで制服姿のSWAT隊員が居れば目撃証言は止められず、すぐに会合中のボス達の耳にも届いてしまいました。
メリー・ベスの件と逃げ出そうとするギャング連中を同時に追わなければなりませんが、意外にも序盤ですぐにTJとレニーが捕らえられ、メリー・ベスは保護されました。
副支配人からの報告で、客室係の女性従業員〈アナ・ロドリゲス〉がマヌエラに拉致された事が分かり、全フロアに出入りできる従業員カードを使って逃げ道を確保するつもりです。
更に最上階で行われていたセミナーには、IT長者の〈オセラ・ベイカー〉がお忍びで参加しており、ギャング達がこれを知れば厄介なことに。
給仕係でアナの夫〈ラウル〉は、妻がマジックで密かに残していっている目印に気付き、館内の構造を良く知る彼を連れての待ち伏せは上手くいき、ソルダドスも一網打尽です。
残るは二手に別れた手下は捕まえたものの、空振りだったサイラスと、“ブラザーフッド”の3人組。
ここで、サミーが捜査を撹乱するため手配した手下がホテル前で発砲騒ぎを起こし、通行止めをしていた警官〈サンチェス〉に被弾。
フリーの報道記者として内部に忍び込もうと彷徨いていたルカの弟テリーが救助活動を行います。
ホンドーとジムも現場に駆け付けて、付近の出入り口から逃げ出そうとしていたブラザーフッドの3人は、ホテル内のディーコン達と挟み撃ちでまとめて確保。
さて、残すところはインテリと名高いサイラスのみでしたが、副支配人が裏で協力していた事もあり、サイラスはオセラの居る最上階の一室へ。
オセラは自ら単独で人質になる事を提案し、SWATは副支配人の携帯から避難経路をメールして屋上へと誘導。
結果的に、サイラスは屋上から飛び降りて自殺する形となり、いまいちインテリ具合が伝わってきませんでしたが、オセラは無事に保護され、当初の目的も遂行されました。
復帰テストのうち、長距離走で不合格となってしまったルカは今回も現場に出られず悔しい思いをしていたのも気になりますし、ジムとの関係にわだかまりが残っているクリスの暗い顔も、そして新しい警備会社の責任があるにも関わらずまーた連絡がつかなくなってしまったバックの事も、色々と問題は山積みです。
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▼次回、エピソード18
