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海外ドラマ≫≫Mixte ヴォルテール高校へようこそ シーズン1 1話ネタバレ感想

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エピソード1 “Episode #1.1”

あらすじ

1963年9月。ヴォルテール高校は新学期を迎える。同校は新年度から初めて女子生徒11名を受け入れることになった。女子生徒は全員高校1年生。校長は男女共学にすることに乗り気だが、生徒監督のベランジェはまだ納得がいかない。ベランジェと、その妻で同校の養護教諭(看護師)のジャンヌは早速、共学がもたらす予期せぬ出来事に直面し、対応に追われる。

エピソード1

エピソード1

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ネタバレ感想

時代背景は1963年。まだまだ男女格差が色濃かった時代のフランスが舞台です。

これまで男子校だったヴォルテール高校が秋から共学になるという一大事で、世間からはネガティブな評価が大きい様子。そもそも女子に勉学が必要なのかと疑問視する声もチラホラ。

時代が古いからなのか、海外だからなのか、スパスパ煙草を吸う高校生男子達は全く高校生には見えない風貌です。

 

兄も通うヴォルテール高校の新入生となった食料品店の娘〈ミシェル〉を始め、数少ない女子仲間のシモーヌや一際男子生徒の目を引くのはイケイケ女子の〈アニック・サビアニ〉は、案の定男子生徒達の好奇の視線に晒されております。

男子生徒達からバカにされている小太りの〈ピション〉は、姉妹がいるそうで女子耐性がある分、ミシェル達とも普通に会話しており、それが馬鹿で幼稚な男達からすれば更にからかいの的に。

ハリー・ポッターを彷彿とさせる丸眼鏡のいじめっ子〈デカン〉が授業中に描いた落書きを回している最中、タイミング悪くその紙を施設の子〈ロブラック〉が持っていた場面で、教師に見つかり何故か問答無用でロブラックが居残りに。

思わず声を上げたミシェルも、挙手なく発言したという事で居残りコースに。

 

教師陣は、新しい英語女教師〈クレ先生〉、かなり保守的で女生徒受け入れに拒絶反応を示すラテン語教師〈ドゥイヤール先生〉、生徒監督の〈ポール・ベランジェ〉とその妻で養護教諭〈ジャンヌ・ベランジェ〉、ミシェル達の担任〈ジロー先生〉と、どこを見てもキャラが濃いめです。

そしてミシェルは生徒監督の姪っ子だそう。かと言って贔屓があるわけではなく、ベランジェはそもそも教学反対派だったそう。

 

学校では他人のフリをしろと突き放していた兄の〈ジャン・ピエール〉ですが、妹が可愛くないわけではないらしく、水を被らされたミシェルがクレ先生に付き添われて保健室に行くのを見て下級生の教室で大暴れ。デカンをぶちのめしてくれます。

ただ、やり過ぎて割れた眼鏡の破片が目に入ってあわや失明という事件になってしまい、ジャン・ピエールは懲罰委員会にかけられる事に。

 

初日からこんな問題が起こってはもはや無理だという事で、11人の女子生徒は近隣の女子校に転校させるという話が出ておりましたが、からかいや嫌がらせも真っ向から受け止めて意気込むミシェルに少し心を動かされているベランジェ。

やはり一度受け入れたのなら最後まで責任を果たすべきだとして、女子生徒の追い出しを撤回しました。

 

どこか頼りなさがあって、女性を遠ざけているようにも見えるベランジェが既婚者というのは意外でしたが、どうやらこれには裏があるようです。

同性愛者のジャンヌがこれを隠すために、そしてベランジェにも何かしらのメリットがあっての偽装結婚だったようで、1話の最後からおっ?と思わせる展開です。

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▼次回、エピソード2

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