エピソード4『独立記念日』“Independence Day”
あらすじ
7月4日。バレンタインデー以降、それぞれのカップルの関係は、良い意味でも悪い意味でも進展している。そして“自立”の意味に悩む。
ネタバレ感想
リリーとサンティアゴの交際は順調に続き、一族に紹介されてソルとの思わぬ接点も見つかっています。
バレンタインからもうすぐ5ヶ月という独立記念日を迎え、ついに2人は同棲を決めてリリーの家で荷造り中。
5ヶ月で同棲は早過ぎやしないかと姉を心配するホルヘの方は、念願だったフードトラック“カシータ”の開業日を迎えています。
夫婦でカウンセリングを受けているリリーの両親は、未だにセックスがない事に対する課題を与えられ、真昼間から実行に移そうとしております。
何の険悪さもなく、カウンセリングが必要だったのかと思うほどノリノリの2人が微笑ましい(笑)
そこへ、ソファを運び込むかどうかでサンティアゴとやや揉めかけたリリーが両親に運搬を手伝ってもらおうと連絡してきてこの試みは一時中断に。
すぐに娘のところへ駆け付けてソファやら何やらの運搬を手伝い、30分ですぐに帰る事になりましたが、やはり2人で過ごすことに対する熱量の違いから夫婦は口論に。
ホルヘはレオの影がチラつき続けていると、ベアトリスはレオと出会う以前から寂しかったと、それぞれ本音をぶちまけます。
結果、仕事と関係なく2人きりで出かけたのがなんと4年も前の事だと発覚すると、ホルヘの方も考えを改めて『夫と何か新しいことにチャレンジしたい』という妻の意見を取り入れて2人でハメを外す流れに。なんだかんだで仲良しな夫婦に見えますがどうでしょう。
リリーとサンティアゴは、サンティアゴからの素直な謝罪で悪かったムードも回復し、息抜きにホルヘのフードトラックへ腹拵えに。
そこで並んでいるうちに、親友カップルの結婚報告がSNSに上がっているのを見て大喜びのリリーに対し、サンティアゴが「結婚なんてくだらない、金がかかるし必要ないだろ」とデリカシーに欠け過ぎる爆弾発言を投下してしまいました。
サンティアゴに結婚願望がなく、この先付き合い続けても夫婦にはなれないと分かったリリー。
話しているうちに、彼のひねくれは過去のトラウマからくるものではなくそれが本性だったのだと気付いて愕然とするリリーは1人でその場を離れます。
その後、2人はとりあえず仲直りするも、根本的な問題はそのままの状態なのでそのうち価値観の違いで決定的な亀裂が生まれるのでは、という不安は拭えないままです。
一方ヘンリーは、年収が倍になるチャンスの仕事が決まったものの、勤務地は州外のロサンゼルス。
キャリアのチャンスを活かしたいと考えるヘンリーは、ホルヘに一緒についてきてくれと頼むも、ホルヘはここに居たいと言い、お互い譲るべき場所が見つからないまま。
チャーリーとの初対面だというのに、マイルズが病院から呼び出されて2人の時間を過ごすことになったソル。
クイア同士仲良くなれると考えていたはずが、思春期特有の生意気なクソガキ感が強いチャーリーは父親の居ないところでソルに猛反発して1人プールに行ってしまいました。
そこへクイア仲間の2人も到着してイラつくソルの話に茶々を入れながらする2人のアドバイスが最高です。「あんたは好かれたがり」とズバズバ言っても嫌な感じがしないキャラというのは得な存在です。
何かと押し付けるのではなく、まずはチャーリーに何が望みか聞いてみろ、と言われて実践に。
トランスジェンダーという括りではなく、しっかり1人の人間として向き合えば、チャーリーの方もすぐに心を開いてくれました。
ドラッグでハイになって久しぶりのセックスを楽しみ大満足のベアトリスに対し、シラフに戻ったホルヘは「やっぱり無かったことにはできない」とのこと。難しい問題です。
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▼次回、エピソード5