第2話 “Searchers Search”
あらすじ
パラダイスのコンテナを訪れたのち、愛馬と愛犬を残して失踪してしまったトゥイ。町中の総力をあげた大捜索でもトゥイを見つけ出すことはできなかった。ロビンは児童虐待の過去を持つザニックを疑い、単身で彼の自宅に乗り込むが...。
ネタバレ感想
妊娠5ヶ月の少女が失踪して36時間が経過しており、警察ではやや規模の大きい捜査会議が開かれています。
DNA採取を恐れた性的暴行加害者の犯行かもしれないと言及するロビンは、マットとマーク、ルーク、ジョノのミッチャム一家、そして児童性的虐待の逮捕歴があり、出所してパブで働く〈ヴォルフガング・ザニック〉を容疑者として列挙しました。
パラダイスからパブに来た、衝動欲求を治療中のセックスモンスター〈バニー〉の相手に名乗り出たあの男かと思いましたがあちらは〈サージ〉でしたっけ？
必死にトゥイを探し出そうとするロビンを小馬鹿にして茶々を入れたあの警官〈ジョイ〉は、この町の腐敗を体現しているよう。
ミッチャム家と懇意にしていたはずのアルだけは何故かロビンに協力的になっており、彼女の真摯さに心を打たれたのか、それとも手懐けておこうという策略か。
バニーの夫〈ジョック〉が“パラダイス”に押しかけてきて怒鳴り散らした挙げ句に思春期の娘〈メリッサ〉をここへ預けてとっとと帰っていきます。最悪に見えて意外とそうじゃないのか、それにしてもやはりまともとは思えない親子関係です。
パブで働くザニックの後を尾け、小児性愛者の彼の家に上がるロビン。またしても危険な単独行動。銃くらいは持っているのでしょうか？
地下室を見せろというと、激昂したザニックは隙をついて銃をぶっ放し、なんと手ぶらだったロビンは武器を現地調達しながらトゥイを探す事に。サバイバルホラーRPGみたいになってきました。
携帯があるならまず通報しろよ、と思わん事もないのですが、腕にメモっておいたジョノの番号が役に立って彼に応援を求めたロビン。ミッチャム家で唯一まとも？なジョノは闇世の中爆音のカーステレオと大声を出しながらやって来ますが、それ狙い撃ちされませんか？
結局、勝手に追い詰められ取り乱しただけだったザニックを宥めてジョノが銃を取り上げてくれて、その場にトゥイもおらず、人里離れた山小屋でのこの一件はお咎めなし扱いに……？
アルは堂々たる汚職警部で、湖の真ん中でマットと密会して賄賂を受け取り情報共有やらよからぬ企みやら。容疑者の存在や、ミッチャム家に家宅捜査が入る事も教えています。
パラダイスの住民のビザを調べに来たロビンもGJとご対面。何やらそれらしい抽象的な事をごちゃごちゃ言われておりました。
婚約者の〈スティーブ〉と漫然と婚約期間を過ごしている事がやたらと強調されていたロビンは、バーのトイレで唐突にジョノと一線を超えております。最初こそ拒否してはいましたが、あの感じだと2人は元恋人のような微妙な関係なのでしょう。
調べた母屋のトゥイの部屋は、意外と普通のティーンエイジャー的な部屋で拍子抜けするほど。
証拠品として何点か持ち帰った私物から何か手掛かりは得られるでしょうか。
まだ調べ始めて間もない段階で、2人にザニックが遺書を残して自殺したと報告が入り引き上げる事になりました。
他の容疑者がザニックと聞いたマットの差金か……。
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