エピソード5『セカンドコース』“Segundo plato”
あらすじ
新事実が明らかになり、4人は感情を表に出し合う。ティナはダンス音楽をかけ、一旦ケンカをやめて昔やっていたお決まりのダンスを踊ろうと言う。フアンは元気になり、レオとエンリケと楽しい時間を過ごす。数杯お酒を飲んだ後にフローラが再び揉め事を起こしたせいで、ティナを苦しい立場に追い込んでしまう。
ネタバレ感想
妊娠報告で一気に父親からの寵愛ポジションを勝ち取りにかかるフローラに、アナは「産まないのなら考えが甘過ぎる!無責任よ」と責め、フローラも心の声ではなく真っ向勝負の嫌味で切り返します。
話題がフローラとのバトルに持って行かれてしまい、サムエルの話を蒸し返したマリアは、本当はサムエルからアナとの関係を聞かされてなどおらず、負けたくなくてついた嘘だったと白状。
サムエルに本気になって一緒になりたいと仄めかしていたマリアですが、今の関係で満足だしそんなつもりはないから変なことは考えるなとハッキリ言われておりました。
この期に及んで彼を愛するなんて論外だし身体目当てで会っていただけだと虚勢を張るマリア。
一方でアナの方は、かなり真剣にサムエルからグイグイこられていて「君を感じながら死にたい」とまで言われて駆け落ちをせがまれていた事を隠して「私たちは真剣な関係じゃない、あの男は人を愛したことがないのよ」と軽い女を演じて嘘をつきます。
マリアにとっては真実を聞かされるよりかはダメージが少ないでしょうが、サムエルのあまりにもハッキリした態度の変わりようは凄いな。
口では産まないと言っていたフローラはずっとアルコールを飲んでいるフリで捨てていたそう。
父親の気を引くために産んじゃダメだと言われたフローラは、ティナの方こそ母親の気を引いていたと指摘。それでもこの2人は喧嘩に発展しないところに他の2人とは違う友情を感じます。まぁ、結局4人揃って踊り出すのですが。なんだかんだと楽しそうです。
しかし、フローラとアナは一触即発かつ姉妹な分お互いに遠慮がなく、またしても言い合いに。そこで限界を迎えたティナがいい加減に言い争いはやめろと訴えます。最愛の息子が離れてしまったばかりで寂しさを抱えていたティナは三人に説教しながら泣き出したかと思えば「私は反論しないし嫉妬しないし隠し事もしない、私は……みんなのように不幸になりたくない」と啖呵を切って帰る寸前。
しかしそんなティナを笑って、「あなたにも隠し事ぐらいあるわ」とアナとマリア。
最悪なことに、「フローラに恋してる、大丈夫よ、ただ親友に恋してるってだけ。バレバレだけどあなたは何も悪くないわ」と全くフォローになってないフォローを入れながらパンドラの蓋を開いてしまったのです。
長らく隠してきた気持ちを、お互い気付ぬフリでやってきた関係を、こんな形で白日の下に晒されたのだとすれば相当に同情してしまいます。
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▼次回、エピソード6