何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫Farzi フェイク シーズン1 4話ネタバレ感想

f:id:axxi:20231004225415j:image

第4章『ダンラクシャク』“Dhanrakshak”

あらすじ

偽札を検知するダンラクシャクが稼働したことで、CCFARTは大きな勝利を得る。マイケルは妻と和解を試みるが、それが逆に妻を遠ざける。サニーは行方不明の祖父を捜し回るが、無能な官僚組織は助けにならない。ダンラクシャクに事業を脅かされたマンスールは、新型スキャナーを欺ける新しい偽札を必要としていた。

ネタバレ感想

CCFART在籍中に、CT600を上回る検知能力を持つ“ダンラクシャク”を開発したメガ。

この成果が選挙に有利に役立つと踏んだ大臣はダンラクシャクを華々しく発表し、メガの銀行の方での上司も手のひら返しです。

 

これまでロクに接してこなかったヴィオムを半ば無理矢理預かるマイケルは、その間に妻〈レカー〉の現在のお相手〈アルジュン〉を職権で探らせたり、アレルギーがあるからダメだと言われていた屋台の食べ物を食べさせて下痢を引き起こさせたりとやはりそう上手くはいかないもの。

しかも、結果的に妻から離婚請求の書類が送られてくるという最悪の展開に。これに対してアルジュンにいきなり電話をかけて離婚には応じないとレカーに伝えろと一方的に言ったり、レカーの両親をアポ無しで訪ねてなんとか娘を説得してくれと頼んで断られたり。このドラマの中で人として駄目な部分を一番大きく感じるのが犯罪者ではなく刑事というのがなんというか……(笑)

 

あれから3週間、ヤシールおじさんに会って爺ちゃんはどうしているか聞くも、やはり許されているはずもなく、サニーもサニーで「反省はしようとしたけれど悪いとは思っていない」というのが本音なのです。

しかし、それからすぐにまたおじさんから電話がかかってきて、爺ちゃんが行方不明になったと聞いて慌てて印刷所に駆け付けたフィロズとサニー。知り合い全員に電話して聞いても誰も居場所を知らないらしく、病気があるだけに嫌な予感が募ります。

突っ走りがちなところがあるサニーは、捜索願を出した後に一刻を争うから優先的に捜査の指示を出して欲しいと伝えようとするも自分達は後回しで取り合って貰えず、そんな中権力者が順番などお構いなしに案内されているのを見て、警察に仕事をしろと捲し立てて暴言を吐き、必死に止めていたフィロズもろとも勾留される結果に。

結局はヤシールおじさんが裏の道を歩いている爺ちゃんを見つけて大事には至らず、二人も解放されましたがとんだ災難でした。この先も爺ちゃんの動向が心配です。

目を覚ました爺ちゃんは偽札騒動で孫を勘当したことも全て忘れており、病状に対する深刻さが見えてきて「名医に診せよう」と心配する一方で、「でも記憶喪失は都合が良い」と血も涙もない発言が出るサニー。こういうところがある男です。

検査の結果、血管性認知症で治療法は手術しかないものの高齢なのでリスクが大きく専門医でないと無理だと言われます。保険にも入っていないし、この手術が出来る専門医が少なく予約が取れても1ヶ月先になるかもしれないとのこと。

 

CCFARTの活動は順調で、ダンラクシャクの配備が完了して金融機関では既に稼働しているとのこと。偽札を検知すると詳細が中央データベースに上がってくるという仕組みで、どの地域で偽札が発見されたか一目瞭然。

これだけに留まらず、ダンラクシャクをアプリ化することで一般人でも気軽に紙幣が偽造ではないか調べることを可能にするという案も出ています。

大成功の打ち上げで飲みに来た際にも偽札で支払いを済ませるマイケルはやはり終わっています。それを容認するシェカールも然り。

そのバーで旧知で因縁のある関係の〈カマラ・タッカー〉を見つけて絡みに行くマイケル。

ジャーナリストのカマラはかつて、マイケルと相棒の事件を報道し、ギャング狙撃のプロが『人殺し』と呼ばれて、昇格するはずが降格になったのだとか。

麻薬捜査で偽札を見つけ、組織と偽札の繋がりを暴くために昼夜張り込んでようやく実態を掴んだところでダラルの裏工作に遭い、着せられた13の罪はガーロット大臣が揉み消すも謹慎は免れず、酒に溺れるようになったのだそう。そして妻は息子を連れて家を出た、と。

マイケルもまた、政治とカネの策略に巻き込まれた被害者なのです。しかも最悪なのが、相棒は自殺にまで追い込まれたことで、そのショックから立ち直れていないのだとメガに語るシェカール。それにしても偽札を使って回るのは許されないだろ。

 

ダンラクシャクの効果は凄まじく、偽造紙幣所持でかなりの数の人間が捕まり、芋蔓式に組織も検挙されてどんどん壊滅していきます。

この追い込まれた状況で、 脅威であるダンラクシャクまでもパスしてしまう、アーティストと呼ばれている男が作ったという偽札の存在を知るマンスール。この流れでフィロズとサニーは拉致されて冒頭シーンに至る、と。

マンスールの前に連れて行かれて、ダンラクシャクでは弾かれてしまう偽札の粗を言い当てたサニーはますますその腕を見込まれ、高級シャツを与えられて自分と組むよう誘われます。

もう作るつもりはないと断るとベタ褒めから一転して、「お前を殺して印刷所を燃やす、お前の周りの人間もぶっ潰すぞ」と今度は分かりやすく脅迫されるサニー。選択肢は一つしかないのです。

野心的なサニーはこの状況を飲み込んだ上で「地獄から抜け出すチャンスだと思おう」とまで考えております。う〜ん、これは素質あり!

「全部爺ちゃんのためだ」と言ったサニーに対し、フィロズは「本当にやる気なら正直になろう、お前は自分の才能を発揮したい、すごいアーティストだと示したいだけで爺ちゃんは関係ない」とズバリ。そうだよなぁ。核心だよなぁ。サニーも言われて初めて自覚したことかもしれませんが。

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー