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海外ドラマ≫≫The Family Man ファミリー・マン シーズン1 1話ネタバレ感想

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第1章『ファミリー・マン』“The Family Man”

あらすじ

リカント・ティワリは、秘密裏に活動する情報機関であるTASCの捜査員。ISの新メンバーである疑いのある人物の尋問を任される。仕事と私生活のバランスを取ろうと努めるものの、どちらもほころびを見せ始めていく。

ファミリー・マン

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  • マノージ・バージペーイー
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ネタバレ感想

“スリ”こと〈スリカント・ティワリ〉は、教師をしている妻〈スチトラ〉、年頃の娘〈ドリティ〉と息子〈アターヴ〉と暮らす中流階級のしがない公務員。

家族からは軽んじられているスリカントですが、その正体はテロの防止を専門とする脅威解析・監視班“T.A.S.C”の捜査官です。

冒頭、沿岸警備隊に追い詰められて拘束された通称〈アシフ〉は、バスと最高裁判所に爆弾を仕掛けた容疑がある男で、彼らが乗っていた船からラクシャドウィープがISの潜伏先だろうと踏んでいるT.A.S.C。

同時に捕まったインド工科大卒のエリート〈ムーサ・ラマン〉〈イムティアズ・アブ・バクル〉も含めて3人を1週間の期間で尋問することになり、その監督が今回スリカントと相棒の〈JK〉に与えられた指令です。

情報局から来た新人〈ゾヤ〉の案内に食い気味で対応するJKは女好きキャラか?笑

リカントの現場対応はアカデミーの教材になっているそうで、憧れの存在に会えて明らかにJKの時とは違った反応を見せるゾヤ。JKはお調子者の女好きだけど不憫なキャラですな。

尋問における戦術的サポートをするフォースワンと合流するも、引き渡し予定の3人の到着は遅れており、“抗けいれん薬”を所持していたのが見つかり停学になるかもしれないというドリティからの呼び出しに対応するため、仕事を一時抜けて学校へ向かったスリカント

リカントが校長室で話している最中に3人が到着してしまっただけでなく、護送車の中で手錠を外して強行手段に出た3人は奪った銃で監視を撃ち殺し、そのまま事故を起こして逃げてしまったではありませんか。これはなかなかの一大事。

被疑者が逃げたとの一報を受け、さすがに娘の停学うんぬんは後回しにして現場へ急行します。

フォースワンの責任者〈パシャ〉と生き残った部下1名、JKと同行していたゾヤの4人は緊迫した状況の中逃亡犯の捜索を開始。さすがのパシャは1人で2人を仕留めた上に、逃げるムーサにも1発撃ち込んでおります。大事な情報源になり得る可能性があっても生捕りは検討せず、武装した相手には問答無用で殺しにかかるのは海外っぽいな〜なんて思っておりましたが、到着したスリカントに状況を報告するJKはパシャの事をイカれてる扱いしているので、やはり皆殺し戦略は部下を殺されたパシャの暴走だったようです。

このままでは尋問出来ずに終わると異議を唱えるスリカントに対し、お前さっきまでおらんかったやないかーいというツッコミが入ることなく大人しく納得してくれました。

JKよりも現場での対応力が上だったゾヤは状況をよく把握しており、今後の活躍も期待できそう。負傷しながら立て篭もったムーサに投降するよう呼び掛けながら、信頼を得るため丸腰で1人そろそろと向かって行くスリカント

健在の母を勝手に殺す十八番の説得術でムーサも投降に応じてくれて事態は収束。アシフも重体ながら息があるそうです。

これだけ大仕事を終えた後でも奥さんには敵わないという情けない一面が等身大で良いキャラしてます。

結局ドリティは停学になってしまい、ご立腹のスチから散々怒られたスリカント。ドリティはドリティで、男友達の〈シド〉を庇っていただけのようですが、停学処分になってまで黙っていた相手に対し軽めの感謝は伝えても「薬は返して」と言うあたり対等な関係とは思えません。

スチも退職予定の同僚〈アルビンド〉と不倫一歩手前のような関係なのが気になります。なんだかんだでスリカントは家族のことを大切に考えているのになぁ。

 

パキスタンのバルチスタン州では、〈サミール少佐〉なる人物が、匿われているらしき〈ファイザン〉を訪ねております。

ファイザンの送り込んだ戦士、つまりはアシフがインドで沿岸警備隊に見つかり捕まったと報告しており、困っているから極秘でインドに潜伏中の戦士が必要だと掛け合う少佐。

パキスタンがインドに仕掛けた数々の挑発やテロ行為はインド政府から一切無視されており、自分たちは戦争を仕掛けているのだと思い知らせるためにインド人を激高させる一手を打ちたいのだとか。

パキスタンの強さを世界に示すためにインドに対パキスタン戦争を始めさせようとする『ズルフィカール作戦』があるらしく、パキスタン政府は承知していないとなると、こりゃ暴走派閥ということですかね。

ファイザンはその任務に相応しいけれど一匹狼で扱いが難しい“独自のジハードを貫く男”を紹介するつもりです。

 

一連の事件や背景は実際の出来事から着想を得たという紹介があるエンドロールも必見です。

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▼次回、エピソード2

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