エピソード2『駐車スペース』“C-19”
あらすじ
イラン情勢が危険な方向に向かい、さらにルクセンブルク行きが危ぶまれる中、ジョンはミルウォーキーでの仕事に慣れようと奮闘する。その一方で、ルクセンブルクの刑事が殺人事件の捜査に乗り出す。
ネタバレ感想
カンタル・ワリーがアメリカの金を入手すればその金で物理学者を雇い、就任と同時に核開発を再開するはずで、なんとしても金を奪還しろと父親から言い聞かされるジョン。そのためにはまず、仕事で挽回して出張チームに戻らねばならないはずが、またしてもボスの〈レスリー・クラレット〉専用の駐車スペースに車を停めて今度やったらクビにするぞと警告される始末。
デニスは女刑事アガト・アルバンから会って話したいと言われているらしく、トーマスに頼んでアメリカでの尋問の許可を出さないよう裏で手を回してもらったわけですが、アガトはそれでも諦めるつもりはなさそう。地道にホテルから回収したゴミを漁っていて、近いうちに決定的な証拠が出てしまいそうです。
スティーヴンは美人セラピストの〈アリー〉同伴でリハビリしながら会社に雇われるようで、ジョンは彼と組むよう言われた上にいずれはどちらかを選ぶことになる、と。ただでさえ記憶を取り戻されては厄介なのに(笑)
人事部の〈グレゴリー ・ゴードン〉からは、就労届の社会保障番号の数字が一桁多いから給与処理で問題があったと言われるジョン。普通ならあり得ない話で、この件もなんとかして納得させなくてはならないのにデニスとの会話を盗み聞きしたバードバスから脅されて危ない仕事をさせられるハメに。警察の証拠保管室に忍び込んで証拠品の箱に小さな箱を入れてくるよう指示され、本当にその通り怪しい任務を達成。
様々な問題が起こる中で、“マクミラン・マン”になるためにプレゼンの練習を欠かさない無表情のジョンは任務達成マシーンのようでもあり、なかなか説明を覚えられないポンコツさもあり、チグハグです。
そんな中、イラン選挙では専門家会議が支持した影響で国民の間でもワリーが有力に。
ジョンがまた自分の駐車スペースに停めるはずだから現行犯でクビにしてやると張り込んでいた悪趣味なレスリーの思惑通りにはいかず、駐車場に入ったジョンの車は飛び出してきたアガトの姿に急ブレーキ。早速この会社まで来るとは……やはり侮れん。
2017年のワシントンD.C.で、証言録取を取られるトーマスの姿があるということはこの作戦は失敗に終わったのでしょうか?5年前の2012年の時点ではイランの核武装を阻止するための任務開始から既に8年が経っていたと話しておりました。
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▼次回、エピソード3