エピソード4『剣と手』“The Sword and the Hand”
あらすじ
ある事件によりカンタル・ワリー暗殺計画がバレそうになる。ジョンは先手を取り、窮余の策を打つため、危険を冒しながらも暗殺計画を中止に見せかけ、注意をそらす。
ネタバレ感想
雑貨店の中でナンと静かな攻防戦の末に足先を撃たれたジョンは商品棚を倒し、店主は容赦なく17回も殴り付けて気絶させると指を回収。ナンの乗ってきたであろうパトカーのトランクから色々と盗みを働いて逃げ出した際に偶然車の後部座席に座るワリーを見つけて後を追うジョン。
車が停止した瞬間に撃とうとするも、こちらを見るアガトの姿が見えて咄嗟に向かいの別人を狙って弾も外します。
別人を狙ったことでワリーの警戒は強まらずに済むかもしれませんが、ジョン・レイクマンを知る人物に銃も顔もバッチリ見られたというのはかなりの悪手。
トーマスとは別行動を取ることにした心身ともにボロボロのジョンの前に現れたのは母親の〈バーニス・タヴナー〉と、何故かイカボッド(笑)
視野が不明瞭なままのジョンは、絶対外すわけにはいかない暗殺に向けた手伝いを母親に頼むことに。ワリーを狙った計画だと勘付かれないようにするために、特に決まっていない他の誰かを撃って別のシナリオを作り上げたいのです。できれば悪いヤツを撃つべきだからその相手を自分の代わりに見てくれと母に頼みますが、怒鳴ったり犬を蹴るような悪人は都合良く見つからず。バーニスは、公園にはお年寄りとアコーディオンを演奏する少年とその隣に立つ父親ぐらいしか居ないと教え、困ったジョンに対してイカボッドが少年の横にいるのは悪徳なアコーディオン奴隷の元締めだと断言(笑)
まともかと思われたバーニスはやはりイカれていて、息子から元締めを撃っていいかと聞かれて「いいわ」と即答した上にその瞬間を見てみたい、と(笑)運輸長官をしている閣僚だそうですが、なかなかの人材です。
左手しか使えないせいでジョンは誤射してアコーディオンを弾いている少年の方が被弾。
ジョンがパトカーのトランクから盗んだのは、銃、防弾ベスト、サイレンサーという三種の神器で、事態を重く受け止めるナンは国内治安総局の長官にすぐ報告させています。
その〈ローラン長官〉は川で泳いで
OPECの会議が狙われているかもと報告。
アガトから、殺人を教唆したジョンの父親の逮捕に協力するならジョンは逮捕しないと取引を持ちかけられるアリス。
ルクセンブルクに居た証拠は掴んでいるから、後はトーマスが殺人の動機となった例のカネを持つ現場を抑えるだけだ、とのこと。
アガトがカネを持ち逃げしたのは、なりふり構わずカネを取り返そうと暴力的にもなるジョンからスカート班の同僚を守るためだったそう。
その反面、ミナには決して危害を加えないという確信もあるようです。それにしても娘を預けるか?笑
きっとジョンを守るためならアリスはトーマスを売るはずなんですよね。
アリスとミナと合流して地下鉄に乗っていたジョンは、タフガイ班の男と乗り合わせております。
席を譲らないといけないんだよと話しかけたミナに、「お嬢ちゃんが18歳になったら聞くふりぐらいはしてやる」と相変わらず。
ジョンは降りる間際にミナから「18歳になったら聞いてやる」と言われたと聞いて悪人発見とばかりに、至近距離から発砲(笑)まさか警察だとは思ってませんからね。これでますます政府側は大混乱です。
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▼次回、エピソード5