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海外ドラマ≫≫Patriot パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~ シーズン1 8話ネタバレ感想

パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~ シーズン1 予告編

エピソード8『レイクマンへの容疑』“L'Affaire Contre John Lakeman”

あらすじ

アガトはジョンの捜査のために再びミルウォーキーを訪れ、今回はアリスと偶然出会う。トムが新たに大きな情報を得る。その情報によればイランの選挙情勢について、有利に事を運べる可能性があるという...。

ネタバレ感想

30日前のイギリスはサウス・エセックスで、カイマンが父親と話しており「今やっている仕事にミハムが絡んでいるからお前の力を借りたい」と頼まれておりました。

兄貴同士で想定以上に気が合ってしまったがために、弟のミハムの行方不明で参っているカイマンは、目の前に座る相手の弟が自分の弟を殺したとも知らずにエドワードに胸の内を明かします。なんと気まずい空間か。

エドワードもエドワードで、半ば本気で同情しており、行方不明の貼り紙を預かってホテルまでの道に貼ってやる、と。お互いの弟のことかえなければめちゃくちゃ良い友になれそうな関係だったのに惜しい人材です。

姿を見せた父親は、ミハムの代わりにバッグの仕事を頼むとカイマンに“バッグ・マン”を引き継ぐよう指示し、エドワードとの複雑な関係はさらに拗れそうな予感。

 

ほとんど正解の推測でジョン・レイクマンに迫るアガトは、米国におけるジョンに対する正式な聴取を要求し、尋問の要請は許可されました。

スカート班の同僚にはジョンが電話をかけた相手のアリスを調べるよう指示し、アガトはその足でルクセンブルクを発ちます。

アガトがジョンを調べにやってくるといち早く聞きつけたトーマスは、職場に話を聞きに来るはずだからそこから逃げろとジョンに連絡。

職場では全ての同僚と問題だらけの関係性ですし、尋問の件を抜きにしても、もはやマクミラン社とはオサラバするのがジョンの精神衛生上にも良いような気がします。

しかし、ルクセンブルクで日本人学生が釈放される1時間後に学者の妻がバッグを受け取るという情報が入り、バッグを持っているのはきっとその学生で、学生相手なら奪い取るのは簡単な仕事だと早合点したトーマスは、逃げろと言った直後にまた電話して「絶対そこを動くな、逃げずに残って全てに対処しろ」とジョンに指示を出しました。勝手な親父です。

バードバスに本職をバラされたくなければ頼みを聞けと脅されているジョンは、『最後の頼み』にアガトが来るであろう明日の昼間に会社で自分を殺せという願いを託されます。

意外や意外にまともな考え方をしているからこそ、闇を抱えてしまったバードバスの話が非常に切ない。保険金の期限が明日で切れるけれど、会社で死ねば労災扱いで保険金も下りるから警官時代に誤って射殺してしまった知的障害児の遺族に渡したいのだとか。

 

アリスとアガトは飛行機の席が隣だっただけでなく、トラブルがあったためにその先の行き先でもエンカウントし続け、アメリカで初めてレンタカーを借りようとするも上手くいかないアガトに手を差し伸べたアリスが同じ行き先だということで送って行っております。

空想でアプリを開発しているという意外な共通点が発覚し、静かに、しかし確実に盛り上がる2人のシュールさよ。かなりの似たもの同士で、こちらもジョンのことがなければ良い友達になれそうだったのに。

ジョンが『死にたい』という願望を歌った歌の中に「デニスと友達になれてよかった」と名前が出てきたことで、デニスをあらかじめネットで検索しておいたアリス。

駐車場で張り込んでデニスの到着を待ち、自分は会社の中には入らないからジョンに来ていることを伝えてくれと頼みます。ジョン憎しの気持ちが強かったデニスも、妻の口から自分がそんな風に歌われていることを知って満更でもなさそう。

ついにアガトが迫ってきて、お互い聴取の日にちを譲らなかったことから始まった長尺過ぎるじゃんけんシーンがジワジワきます。

アガトが来たがために頓挫したバードバスも気になるところですが、それより何より首を吊ろうとして最後にジョンに自作の歌を送ったロブがどうなってしまったのか。無表情なジョンが溢す涙は嗚咽を漏らされるよりよほどくるものがありました。

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▼次回、エピソード9

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