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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン5 4話ネタバレ感想

THE100/ハンドレッド 5thシーズンDVD コンプリート・ボックス (1~13話・3枚組)

エピソード4『パンドラの箱』“Pandora’s Box”

あらすじ

シェルターの広間でケインを含む闘士4人の戦いが始まる。ケインは防御に徹するが、命の危機が迫った瞬間、反撃して相手を殺してしまう。ベラミーは、冷凍されていた囚人を人質にしてディヨザと交渉し、地下シェルターを開けさせる約束を取り付ける。翌日、闘技場での戦いの最中にシェルターの天井が崩れ落ち、1人の男が現れる。

ネタバレ感想

ケインを含めた4人が、闘技場で1つの民に対する謀反の罪に問われ殺し合いをさせられています。

追い詰められて身の危険が迫ったケインは彼らしからぬ我の忘れ方で自分以外の残った1人を殺して生き残りました。

薬を盗んだ罪だそうですが、今は監禁されているアビーが首謀だったみたいですね。

残り1人になったというのに、空の民はよほど嫌われないるのかブーイングが起こりブラドレイナのオクタヴィアはケインに自由は与えず「明日再び戦わせる」と宣言。ルールはどうした、ルールは。

 

冷凍睡眠中の283人の命を握っているベラミーは、クラークに手を出さないことと、開かなくなったシェルターを得意の採掘作業で掘り起こして欲しい、条件を飲むなら谷は半分こにするという共存を目指す取引を持ちかけました。

取引は成立し、ベラミーとクラークはようやく感動の再会を果たせます。

他の仲間も皆無事で戻ってきた上に、取引をしてシェルターまで開けてもらう約束を取り付けていると聞いて、クラークの目にはまさに救世主に映るでしょうね。

 

宇宙では敵を調べていたレイヴンが、艦長日誌で反乱の指揮ををとっていた女性が、元米海軍特殊部隊で3回表彰された実力者のディヨザ大佐だという情報にアクセスしています。

戦争の英雄のはずが、爆破や暗殺を行うテロリストになり逮捕時には最重要指名手配犯だったという記録も。

そんな話をしていたレイヴンとマーフィーのところにベラミーから取引成立と今後に関する無線が届き、ついに2人もクラークの声を聞き、奇跡の生存が伝わりました。

しかし、まだまだ信用できないはずのディヨザ大佐に、シェルター内にいる医者の存在、つまりはクラークの母であるアビーという切り札を握られてしまっております。まさかこんな展開になるとは思っていなかったクラークが話していたのでしょうか?

シェルターを開けて医者を捕らえ、人質を殺したら治療法を探させようと部下に耳打ちしておりました。

 

薬を盗んだのはアビーで「飲まないと何も出来なくて……」ってことは、病気の人を助けるためとかではなく、アビー自身が薬中なのか?

そのせいでケインが危険な闘技場に?6年の間にどうなってんだ。

2度目の闘技場へ向かう直前、「私が死んでも罪は認めるなよ、君が死んだら私の犠牲が無駄になる。約束してくれ、薬もやめると約束してくれ」とアビーに伝えるケイン。

インドラもケインへの義理を通すためか、アビーが真犯人だと分かってもケインの気持ちを汲むようです。

闘技場での殺し合いというスタイルに反発するケインにはもはや戦意はなく、相手と対峙してもなお戦う意志がないことを宣言。オクタヴィアが場内に降りてきて自ら処刑しようとした瞬間、シェルターの天井が崩れて上から人が降りてくるではありませんか。ロープ伝いに姿を現したのはなんとベラミーで、生き別れていた兄妹がまさかの再会です。しかもワンヘダまで降りてきましたよ(笑)これだけ記念すべき日ならケインも恩赦でいいっしょ。

 

エリギウス計画の記録では、この船の他に惑星間任務が3回あり、無人探索船の1号が小惑星プロキシマ6でヒシロジウムを発見。

2号で採掘に向かうも人手不足で失敗したことで4号からは囚人を労働力にした、と分かりますが、それならば3号は一体どうなったのか。3号に関して詳しく調べようにも暗号アルゴリズムでアクセス拒否の警告文が出て情報にアクセスできません。ヤベー臭いしかせんぞ。

地上からのハッキングがあり、なんとか阻止するも、これをベラミーに報告することを必死に止めるレイヴン。交渉が決裂すれば300人の命を終わらせるのはレイヴン自身で、できることなら波風は立てたくないのでしょう。

 

シェルター内に降りてきたディヨザ大佐達を見て警戒心を露わにするオクタヴィア。

ロープ伝いに2人ずつ引き上げるらしいのですが、1200人いたシェルターは今や814人にまで減ったそうです。どれだけ闘技場で殺し合いをさせたんだ……。

移送船からハッキングを試していたのはショウで、レイヴンのことを『天才』と称してくれるのはなんだか見てるこちらまで誇らしく感じます(笑)

レイヴンが思い悩んでいることに気付いたマーフィーは、「その時が来たら俺がやる」と300人の命の責任を引き受けてくれています。それでこそです。

 

薬をやめるとケインの命をかけた約束をしたというのに、アビーは後生大事にピルケースを隠していて本当に大丈夫か?アビーのことは全く信じられねぇな。

ただ、もはや生死が絶望的だった娘クラークとの再会が唯一、アビーをどん底から引き上げてくれるのかもしれません。

 

しっかし、6年以上も陽の光の当たらない地下で暮らしていて、急に出て行って体調に影響はないんですかね。

オクタヴィアを引き上げ、ブラドレイナと呼ばれて血みどろの闘技場を仕切っていた妹にお説教を始める兄貴モードのベラミー。

まぁ、6年ありゃ物事も人も変わるし、積もる話があるというのは当然の話です。

ただ、オクタヴィアの敵に対する嗅覚は衰えておらず、そしてベラミーもまた完全には信用しきっていないことが分かって少し安心しました。

インドラは地上に出したケインをこのまま逃すため、手枷の鍵をこっそり渡して手引きしており、この2人の友情が健在で嬉しい限り。欲を言えば全面的に許されて欲しいんですけどね。

 

アビーの引き上げを確認したディヨザ大佐は、冷凍睡眠中の仲間が密閉された場所にいることを逆手にとって、ショウにドッキング・ベイの扉を開放させることで酸素を奪ってレイヴンとマーフィーを殺すつもりです。

警報が鳴り響き、ディヨザ大佐の企みに気付いたレイヴンとマーフィーは、残り少ないタイムリミットの中でどうするか考え、囚人全員を起こして、扉を閉めなければ仲間も死ぬ状況を作り出しました。扉は閉められ助かったものの、切り札を失ってしまいます。

シェルターの全員を引き上げた後に、半分の力でも噴水を壊滅させる威力の武器をぶっぱなし、逆らえば今度は人間に撃ち込むと脅すディヨザ大佐。

抗議しに行ったベラミーは、レイヴンに無線で呼びかけるも応答はありません。

全員が人質となった状態で医者のアビーを要求され、自ら出てきたアビーは「大人しく従うから2人一緒が条件よ」と闇家に紛れて逃げる計画だったケインと共にディヨザ大佐の元へ。

唯一住める谷も奪われて、「近づく者は圧倒的な武力で迎え撃つ」だそうです。あらまぁ。

この場に留まる限り、命は奪わないと良心的?なことを言っていたディヨザ大佐でしたが、荒くれ者の馬鹿者〈サバンカ〉が命令を無視してオクタヴィアに向けて攻撃。

オクタヴィアは仲間が盾になり命こそ無事だったものの、ディヨザは報復を恐れて小惑星粉砕用のミサイルをシェルターと群衆に撃ち込めとショウに明治ます。

「この世界には人類は1500人も残っていないのに間違ってる」と言いながら銃を向けられ命令に逆らえず操作パネルを弄ろうとしたショウでしたが、【発射コード無効】の表示が。

どうにか生き延びているレイヴンがやってくれました。無線での状況確認もできていない中、ここまで次の手を読んで先回りして妨害するとは痺れます。

命令無視したサバンカは早々にマクレアリーの手で処刑され、オクタヴィアが報復する展開はないのか。

ベラミーはかなり尽力してくれて、好きで裏切られたわけでもないのに「信じてたのに、兄さんのせいよ」と吐き捨てるオクタヴィアは相変わらず兄の無償の愛に甘えている節があります。そもそもベラミーの交渉がなければあのまま瓦礫をどかす手立てはなく、酸素と食糧が尽きていくのを出口のないシェルターで待つ日々だったのに。あんまりな言いようではないですか。

ブラドレイナとして戦争開始を宣言し、まーーた血生臭いことになりそうです。

THE 100/ハンドレッド

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THE 100/ハンドレッド <フィフス・シーズン>

▼次回、エピソード5

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