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海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフ シーズン2 8話ネタバレ感想

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第8話『盗聴』“On Tap”

あらすじ

ウィルは、イスラム過激派から政治献金を受け取った疑いがかけられている友人マシュー・ウェード市議会議員から弁護を依頼される。友人の弁護は不利になるため、代わりをダイアンに頼む。膨大な量の盗聴記録をチェックする中で、アリシアはウェード議員とイーライの会話を見つけてしまう。一方、ザックと友人ベッカは、チャイルズ親子をやゆする動画を作るが……。

ネタバレ感想

今回弁護するのはウィルの友人でもある元プロバスケ選手で現在市議会議員の〈マシュー・ウェイド〉です。

その容疑はというと、イスラム過激派から5万ドルもの献金を受け取ったというもの。

検察側は盗聴した会話の中にテロとの関わりが見られたとして大陪審を開き、そこでこの会話相手であったロイス・クロンビーが起訴前に自殺した事自体が動かぬ証拠だと話しております。

マシューの弁護にあたって、友人であるウィルは代理人を外れダイアンに代わりを頼み込みました。

いざ裁判が始まると、裁判長は「your opinion?」でお馴染みのあの判事です(笑)

すぐさまダイアンに「とにかく“私の意見では”

と付け加えろ」とアドバイスし、訳も分からぬまま「in my opinion」を挟みながら発言するダイアン。かたや何も知らずに至って普通に発言した検察側は判事から「それはあなたの意見ですか?」としつこく言われダイアンもウィルのアドバイスの意味が分かったようです。

ここから「インマイオピニオン」合戦が始まります(笑)

気にくわないウィル相手の嫌がらせだった訳ではなく誰に対しても言っていたんですね。

 

アリシアは証拠開示の許可を得たFBIで、弁護士の調査に本心では不服なFBI側からの地味な嫌がらせを受けつつ盗聴記録を洗い出しております。

そこで得たのは、イスラム過激派について笑いながらどう聞いてもジョークととれるような会話記録があった事、さらにイーライの電話内容も盗聴の対象になっていたという事です。

これはまた呑気にしていられない展開ですが、守秘義務がありますしイーライに伝える事も出来ないという歯痒い事態。

 

カリンダはシーズン1にも登場した麻薬組織のボス、ルモンド・ビショップに接触するという危ない橋を渡っております。

マシューが政治献金を不正に受け取った直後からモスクの建設に賛成したという流れがよりイスラム過激派との癒着を裏付けていると誰もが考えていたわけですが、実際にはビショップの抗争相手が本拠地としていた土地を奪い取ろうと、ビショップがマシューを買収してモスクを建設する事で自分のシマを拡げたというのが事の真相でした。

イスラム過激派ではなく麻薬組織と繋がっていた、という事で結局は表沙汰に出来るような事ではありません。アメリカではテロと麻薬は国が率先して潰したい二大悪ですしなおの事。

ウィルはこの事実に激怒し、司法取引をして服役しろと話しますが、マシューは微塵も反省していないようで人種差別を訴え司法取引を受け入れる気はサラサラないようです。

詰み確定のような現状ですが、ダイアンは盗聴記録の中にホワイトハウスの職員との会話があった事を利用し、新たな証人としてこのスタッフを召喚したいと申し出ます。

これに対し検察側は大慌て。ホワイトハウスで働くスタッフをテロと麻薬絡みの事件で呼び出すなどあまりにも気が引けるという事でこの件はそのまま不起訴となって幕を閉じました。

さすがダイアン、一種の賭けにしても目の付け所が違います。

 

しかしダイアンは、ウィルとデリックが自分を排除しようとしている動きに勘づき、稼ぎ頭のデヴィッドを引き連れ新たな事務所を開設しようと画策しているらしいのです。

大口顧客のイーライを呼び出し、内密にこれを伝えこれからも自分に仕事を振ってくれと頼んだ上で「盗聴されているわ 弁護士が必要よ」とアッサリ話してしまいました。このタイミングでイーライが盗聴されている事実を知れたのはダイアンにとってまたとないチャンスだったとも言えます。

 

盗聴といえば、ウィルとマシューの通話記録に行き着いたアリシア

その話の内容は、ウィルが学生時代の恋人に二度留守電を残したけど返事はなかった、もうきっぱり諦めるんだ…というもの。

これを聞いて動悸の止まらないアリシア。自分の携帯に入っているのは撤回の意思を示す一件の留守電メッセージのみ。

それでもこの会話を聞き居ても立っても居られず事務所でウィルに真相を確かめようとするも、アリシアが核心に触れるすんでのところでウィルのオフィス奥からタミーが出てきて言葉を飲み込んでしまいました。ヤケクソになって早々に他へ移ったウィルはドンマイです。

 

カリンダはケイリーから前話で証人に呼びたいがオフィスに強盗が入って入院中だと言われていたドクターのオフィスでカリンダの指紋が見つかった事を聞かされます。

彼女に尋問をしたがる検察に対しケイリーが庇ってくれて事なきを得ているようですが、これ十中八九ブレイクの仕業でしょう。

ドクターへの過激な口封じだけでなく、カリンダに罪を着せようとまでするとは…この男、カタギじゃない。

ケイリーもなんやかんやでこの事務所の面々が人として好きな部分が多いのでしょうね。やはり憎めないヤツです。

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▼次回、エピソード9

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