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海外ドラマ≫≫GORTIMER GIBBON'S LIFE ON NORMAL STREET ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~ シーズン1 6話ネタバレ感想

レンジャーと伝説の木槌(きづち)

エピソード6『レンジャーと伝説の木槌』”Ranger and the Legend of Pendragon's Gavel”

あらすじ

生徒会長選挙でメルが当選した直後、レンジャーは学校に伝わる伝説により、史上最高の生徒会長だと言われ、会長に就任する。

ネタバレ感想

優秀なメルが生徒会選挙で見事当選し生徒会長になったと思いきや、このノーマル中学校にも不思議な言い伝えがあるようで、『《ペンドラゴンの木槌》を引き剥がせた者は未来の生徒会長になれる』という伝説だそうです。

これまでメルも何度も机の上にくっついた木槌を引き剥がそうとするも無理で、それを聞いたゴーティマーも全力チャレンジしますが結果は惨敗。

と、ここでこれまでドラムでより大きな音を出そうと訳の分からないチャレンジを別室で同時進行していたレンジャーが、スタンリーの何気なく言った「ドラムのスティックじゃないもので叩けば?」の一言に食いつき、それはそれはサラリと木槌を取って持って行ってしまうのです(笑)

不幸のもビールですっかり仲良くなったスタンリーが出てきているのも微笑ましいですし、あのドヤ顔がまた最高です。

こうして伝説の木槌を手にしたレンジャーの前で選挙結果は意味を持たず、会長の座はメルから一転レンジャーのものに。

ノーマル中学校には群を抜いて優秀と評された伝説の生徒会長がいたそうで、誰よりも利発で優しく賢い理想のリーダーの元学校は栄え生徒たちも幸せに過ごしていた。彼女の名前は〈エスター・A・ペンドラゴン〉。後任の人物に自分の成果を台無しにされたくなかった彼女は、中学生活最後となる会議で木槌をガムの塊の上に振り下ろし、そのまま木槌は未来の会長が現れる時まで待ち続けたらしいです。ガムのような何かだと思っていたらまさか本当にガムにくっついていたとは(笑)

選ばれし後継者のみが木槌を引き剥がせるはずが、ものの見事にこれをやってのけたレンジャー。

そして段々とメルやゴーティマー含む周りのレンジャーに対する態度に違和感が生まれてきます。

何を言っても最高と褒められ、イエスマンしかいない状況に。間違った事を言おうがメルまでもが咎める事なく自分を正してくれない異常事態に不安を覚えたレンジャー。

そしてトレンチコートとサングラスで分かりやすく変装してやたらとチョロチョロしていた女性が、自分も同じ状況だったとレンジャーに接触してきたのです。彼女こそが伝説の生徒会長エスター・ペンドラゴン。

ペンドラゴンによれば周りの友達は木槌の影響でどんな意見にも賛成する“イエス・ゾンビ”になっている、と。

自分が会長だった頃に会議で話を聞いてもらうために作った木槌が妙な力を帯びてしまい、木槌を使い始めるとみんな何でも賛同したのを良いことにペンドラゴンは好き放題し、無計画な活動で生徒会は破産。木槌を封印した頃には生徒会は完全に崩壊し誰も自分に近寄ってこなかったというのが真実だそう。

木槌が選ぶのは生徒会長には向いていない人を楽しませるためにムチャを言うのが好きなタイプらしく、メル達がいくら頑張っても引き剥がさなかったのも納得できます。

何でもいう事を聞く人形と化した友達を元に戻したいレンジャーは木槌を捨てる決意をし、今度こそ自分のやりたい「デカい音を出す」事に尽力するようです。

 

権力を捨てるのは勇気がいる でも成功の味は苦労して得た方が甘いのだ

それに権力があっても友達がいなければ意味がない

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▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com

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