エピソード4“The Incident at CovColCosCon”
あらすじ
ヘレンはコベントリーで開催されるコスプレ&コレクション展示のイベントを楽しみにしていた。エルトンは一緒に行く準備をし、ヘレンがダレクに扮するためのコスチュームも持って行く。ガスは、自身にとってのヒーローであり、先見の明のあるピーター・トインビー博士がそこで講演すると知って一行に加わり、リチャードも便乗する。しかし展示場の奥では、明らかに不吉な何かが起こっていた。
ネタバレ感想
トインビー博士の朗読会目当てでコスプレイベントの『コヴェントリー・コスプレ・コンベンション』へ出掛けるガス。
出発の直前まで読み直していたエミリーの論文の端には走り書きで「トインビーに連絡する」と書いてありました。
ガスの父親〈リチャード〉とヘレンはYouTubeの動画を通じて意外にも意気投合し、今回は爺さんもコヴ・コス・コンに参加します。
ガスとリチャードはトインビー博士の朗 講演会に、ヘレンは一人バンに残る事になり、エルトンとアストリッドも遅れて会場入りしました。
この大会に参加して5年目だというヘレンですが、一度も会場内には足を踏み入れていないらしく、姉に代わってエルトンがイベントの様子をカメラに収めております。広場恐怖症だと言っておりましたが、思った以上に闇が深そうです。
せっかくここまで来たのに、急遽参加する事になった父のためにチケットが買えるか聞いてくる、とガスが席を外している間に会場スタッフの誘導でリチャードはガスのチケットで会場に入ってしまいました。
戻ってきた頃には、講演会にしては厳重過ぎる警備に締め出されてしまうガス。
このために来たのに中にも入れず悲惨ですが、トインビー博士には講演会を利用した思惑があったようで実はニアミスで助かっていました。
博士がまだ師匠の元で研究をしていた頃にラットを被験体にして行った儀式を会場内に閉じ込めた信者達にも行おうとしているのです。
読み上げられた呪文とスクリーンに次々と映し出されるスライドによって洗脳が完了し、それまで野馬を飛ばしていたリチャードすらも賛辞の言葉を贈ります。
あんな経験をしていながらホラー好きなアストリッドの強引な誘いで、エルトンは場内の体験型ホラーに参加する事に。
人気のない地下の奥に辿り着くと、怪しげな赤ローブでフードを被った集団が。
恐る恐る様子を見ていると恭しく取り上げられた『第15章97節“救済への道”』という古い本のページが。これは先ほどトインビー博士が会場内の人々に向けて読み上げていたのと同じ物ですが、なんとジェイニーの持っていた本『死者の法則』の失われていたページであるとエルトンが気が付きます。
ホラー体験の一環だと信じてやまない二人は、間抜けに声をかけたり亡き者にされようとしたりで、最終的にはフード連中の一人の喉が切られる大惨事となっていますが、幸か不幸か「すごい血のりね」と何も気がつかないまま、迫っているコスプレ・コンテストの時間のために外へ出て事なきを得ました(笑)
その頃、催眠状態に陥った会場内の人々一人一人の眼球に行動を制御するチップが打ち込まれていき、もちろんリチャードも例外ではありません。
毎年衣装は作るものの、大勢の前に出られないという事で一度も大会に出れた事のないヘレンに代わって、ガスがダーレクの衣装を纏い見事優勝を掻っさらいました。よかったよかった。
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▼次回、エピソード5