エピソード18『ライリー+飛行機』“Riley + Airplane”
あらすじ
父親から届いたと思われるドイツの書類を前に途方に暮れるマクガイバー。そんな中マティから任務の連絡が入る。今回の対象は長年追っているエミール・ベック。政府のITエンジニアだった彼は大量の機密データを盗み国外へ逃亡していたが、アーカンソー州で警官殺害事件が発生、その犯人がベックだったことから大がかりな追跡が再開されたのだ。
ネタバレ感想
元政府の技術者で、大量の機密情報を盗んで国外に逃亡した反逆者〈エミール・ベック〉の情報が入った事でチームは本部へ集められます。
ベックはマティとジャックが追っていた標的ですが、IQが非常に高く常に捜査官の一歩先を行き逮捕を逃れてきた男です。
そんなベックが警官に止められ、偽装IDに気が付いた巡査は連行寸前で撃たれて死亡。
死ぬ間際に撃ち合いになっている事で、逃亡したベックも負傷しているはずで、このチャンスは逃せません。
ライリーが顔認識システムでネット上を検索したところアトランタでベックが写り込んだ写真が2時間前にアップされており、すぐに現場へ急行します。
直近で強盗事件のあった薬局からは銃創の手当てに必要な物が盗まれており、監視カメラにはベックではなく〈オーウェン・パーマー〉の姿が映っておりました。
オーウェン・パーマーの自宅で張り込みをしていると、ランチを買って帰って来たパーマーが現れます。
ジャックの銃を見て逃げ出そうとするパーマーの背後からは赤いトラックが乗り込んできて、中から出てきたのはS1-ep16で共闘したコルトン・ファミリーではないですか。
彼らもまた警官を射殺した男を追っていてパーマーに行き着いたようです。
やけにあっさり獲物から手を引いたママ・コルトンですが、あの家族がそう簡単に諦めるとも思えず何か魂胆があるのは明らか。
ファミリーの息子ビリーの携帯をハッキングしていたライリーは、コルトンが握っていたベックの銃撃前後の情報を掴みます。
ベックの行動履歴からは、偽装IDでヒューストンに入り車を借りて東へ向かい、6時間の空白の時間の後警官と撃ち合いになった事が分かりました。
標的の奪い合いで小競り合いをしているうちにファミリーのトラックでベックに逃げられてしまい、ここに来てようやくチームマックとコルトン・ファミリーは手を組むことに。
会う度に見られるビリーとライリーの含みのある目線が気になるところです。
どうやらベックは空白の6時間で、飛行機のエンジンを遠隔でオーバーヒートさせるバグを修正し切っていないソフトを盗み出したそう。
いつでも好きな時にどんな飛行機でも墜落させられる…となるとパーマーの連行を担当するビリーとライリーが乗る飛行機も危険です。
ベックがバグを売り付けるパーティー会場に潜入し、取り押さえるも既に客相手に証明するため機体にウイルスが仕込まれた後。もちろん標的は偶然にもライリー達が乗っている飛行機です。
マックは緊急の電話を繋ぎライリーに状況を説明。この場をどうにかできるのはもはやライリーしかおりません。
一か八かで無理矢理システムをシャットダウンして再起動をかけるライリー。
絶望的な時間が流れますが、なんとか衝突前に再起動がなされシステムは復旧。自分達だけでなく乗客全員の命を救ったライリーはさすがでした。
そして、急死に一生を得る体験を共にしたライリーとビリーのフラグは本格的なものへ。ジャックは複雑ですね(笑)
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