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海外ドラマ≫≫Father Brown ブラウン神父 シーズン6 5話ネタバレ感想

Father Brown - Staffel 6

エピソード5 “The Face of the Enemy”

あらすじ

北ローデシアにいたフェリシアとシドがケンブルフォードに一時帰国した。再会を喜ぶブラウン神父だが、フェリシアの様子が気に掛かる。彼女は夫と別れ、恋人と共に生きる決意をしていた。しかし恋人はソ連のスパイとしてマークされていた人物だった。そして、あるフィルムを巡り殺人事件が起き、フェリシア第一容疑者にされてしまう…。

ネタバレ感想

1話のシド回に続いて、なんとフェリシアさんとシドのダブルゲストと来ました。

相変わらずお盛んなレディ・フェリシア(笑)何者かに盗聴・録音されているとも知らず、夫以外の男とベッドでイチャコラやっとります。

 

シドを引き連れて北ローデシアから遥々帰ってきたレディ・フェリシアは、楽しい時間もそこそこに夫に会うためロンドンへ向かい、明日には戻ってしまうそうです。

夫に会いにいくため、ロンドン行きの列車に乗りかけたレディ・フェリシアに声を掛けたのは、以前(S3-ep.1)シドがスパイ容疑をかけられ逮捕されてしまった時に出てきたMI5のダニエル・ウィテカーでした。

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彼は盗聴の記録を読み上げながらフェリシアさんの不倫の秘密を握っている事を示すと、着いてくるよう言って列車から降ろして車へ。

レディ・フェリシアの恋人は、MI5が何ヶ月もマークしてきたソ連のスパイだと聞かされてもさほど動じないフェリシアさんはさすがです(笑)もっと狼狽えて嘘だと喚いてもよさそうなもんですが。

2週間前、国防省に英国科学者が侵入し、ある設計図の写真を極秘裏に撮ったそう。そのフィルムが明日開かれる芸術支援パーティーフェリシアさんの恋人に渡る予定だそうで、可能なら敵をミスリードする情報が入ったフィルムに差し替えてスパイをしろと言うウィテカー。

協力しなければ共謀罪に問われて絞首台に送られると聞かされては、半信半疑であろうと協力するしかなさそうです。

恋人の〈ベネディクト・ノーザム〉を訪ねて探りを入れようとした時に会った、敵対心剥き出しの秘書〈ララ・ウィンズロー〉が気になります。

 

先ほど送ったはずのフェリシアさんが駅から出てきてウィテカーの車に乗り込むところを目撃したシドは既にブラウン神父達に相談していて、彼女が脅されたか何か事件に巻き込まれたのだと心配を募らせていました。

戻ってきたフェリシアさんは、とにかく自分の事は放っておいてくれと言ってノーザム邸で行われるパーティーに向かいます。

叔母を心配するバンティを筆頭に、ブラウン神父やマッカーシー夫人も黙っているはずがなく、シドの協力を得てパーティー会場にこっそり乗り込むも目立ち過ぎてすぐ本人に気付かれ、すぐに帰るよう怒られる4人(笑)

フェリシアさん渾身の「帰って!」をこれ以上ないほどスルーし、二手に分かれて見張りを続ける事に。

 

電話の内容を聞いてしまったとかで雇い主がソ連のスパイだと分かっていながら、ノーザムに惚れているウィンズローは、レディ・フェリシアが嗅ぎ回っていると警告しています。

おかげでパーティー中に書斎へ忍び込んでノーザムが彫刻家の〈アルフレッド・レーン〉から貰った木彫りの彫刻を調べている場面を見つかってしまい、恋人から銃を向けられるレディ・フェリシア

自分の作品が飾られているか見たいと呑気に部屋に入ってきたアルフレッドは隙をついて銃を奪おうとして、揉み合いになった末に撃たれて殺されてしまいました。

発砲音を聞いたシド達が駆け付けてレディ・フェリシアは助け出され、咄嗟にすり替えていたフィルムをブラウン神父に託します。

フェリシアさんから話を聞いていたところにマロリー警部補が、レディ・フェリシア第一容疑者になったと彼女を探しにやって来ました。

その場は隠れてやり過ごし、マッカーシー夫人の自宅で匿われる事になったフェリシアさんは、MI5にフィルムを渡して全てを終わらせようと考えた様子。しかし、ウィテカーを信用できない面々はまず神父がウィテカーに話してみるという案に賛成します。

ブラウン神父がウィテカーと対峙している間に、動向を監視していたノーザムはマッカーシー夫人宅へ。

通報すると言われてついに正体を明かしたノーザムは、スパイではなく国防省の情報局員でした。

揉み合いになってレディ・フェリシアも気を失っているうちに殺されたアルフレッドは、ノーザムがスパイだと信じて協力しようとしたウィンズローが撃っていて、レディ・フェリシアに銃を向けた理由は逆に彼女がスパイかもしれないという疑いがあったからです。

典型的なウィテカーの手口だと感じ、フィルムが差し替えられた事にも気付いたノーザム。

その頃、ウィンズローは偽のフィルムを必死に守ろうとしてMI5に銃を向けながらブラウン神父を拉致していました。

レディ・フェリシアはどこまでノーザムを信じていいか迷ってフィルムはまだ手元に置いたままです。

そうこうしているうちにブラウン神父から電話がかかってきて、電話をかわったウィンズローはフィルムと神父の命を交換すると要求。

交換場所でフィルムを渡したタイミングで隠れていたノーザムが出てきて、甘い言葉をかけフィルムと銃を回収するはずが、どうして居場所が分かったのだと意外に鋭いウィンズロー。

もたもたしているとMI5もやってきて未だスパイ容疑のかかったノーザムに発砲します。

騒動に乗じてフィルムを持って逃げようとしたウィンズローは、全く別の何者かに射殺されフィルムが消えてしまいました。

MI5はノーザムの仕業だと考え、国家機密を敵の手に渡らせたフェリシアさんまで逮捕させて最高刑を要求すると宣っております。

しかし、拉致されている道中にウィンズローが偽のフィルムを捨てたのを見ていたブラウン神父は、万一に備えてすり替えていたのです。

敵の手に渡ったのはミスリードさせる偽フィルムで、本物のフィルムを返して欲しければレディ・フェリシアを解放するよう要求。

汚い手でフィルムだけ受け取ろうとしたウィテカーですが、ブラウン神父の説教が効いた?のか、フェリシアさんが無事に戻って来られたので結果ヨシです。

姿を消したノーザムとも手を切り、夫とアフリカに戻って大人しく過ごすと宣言した次の瞬間に駆け落ちを誘う電報が。

駅で落ち合い、しっかり別れを告げたレディ・フェリシアは今度こそ日常に戻れそう。

 

まんまと偽フィルムを持ち去ったソ連側は、自作のスコーンを手に微笑むマッカーシー夫人の写真を見て何を思ったのでしょう(笑)これで大真面目に勘違いが発生してマッカーシー夫人が狙われる後日談とか見てみたいです。

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▼次回、エピソード6

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