エピソード6『スモーク・オン・ザ・ウォーター』“Smoke on the Water”
あらすじ
リーチャーはクインを殺したいという思いと、テリーサを救うというダフィとの約束の間で葛藤する。
ネタバレ感想
マケイブを名乗っているクインの記憶喪失は嘘ではなく、リーチャーのことも覚えていない様子。
初対面かのように握手を求められ、先手必勝とばかりに銃に手をかけていたリーチャーも一瞬迷い、その横を通りかかった部下が恐らくテリーサに着せるであろうドレスを運んでいるのを目にしてとっさに銃を離し、「リーチャーだ」と名乗って握手。クインは疑う様子もありません。
テリーサは赤毛好きの顧客に与える餌として生かされているらしいですね。
東へのビジネス拡大時に融資を頼んだロシアン・マフィアの〈タクタロフ〉に利息のみを返済するも、約束通りではない滞納に不満なタクタロフから脅されるマケイブ。
この件でマケイブも苛立ちが募っており、ベックやリーチャーにとばっちりがくる可能性も。
外で見張っていてドレスを運ぶ男のことも確認していたスーザン達は、ドレスの袋に書いてあった工房“エヴリリーン”へ出向き、購入した男の連絡先を入手しました。
一旦屋敷に戻ったリーチャーはリチャードを誘って町へ出て、呼び出したスーザンにバッジを返します。クイン殺害を思いとどまったことについて話しているうちにスーザンは思わずリーチャーにキスし、自分でも驚いている様子。
言い合っているとヴィラヌエヴァが出てきて、呼んでいない男の登場に珍しく狼狽えるリーチャー。リチャードと一緒な以上、誘拐偽装時に殺された警官役をしていたヴィラヌエヴァとの接触はまずいのです。
隠れろと指示したのも遅く、買い物を済ませたリチャードが合流してしまい、誘拐のヤラセが本人にバレてしまいました。
テリーサのことや、マケイブの命を狙って潜入するために嘘をついたことを明かしたリーチャー。
ベック親子もマケイブの手中で刑務所暮らしと似たようなものなので、彼らを助けるには自分の力が必要だろうし黙っててくれと頼みますが、どうなるでしょう。
自分の作戦に関与している者を徹底的に炙り出せというマケイブの指示で、とうとうナンバーを照会したパウエル准尉の自宅や、ポーリー達の経歴を調べていたニーグリーがいるシカゴの会社にまで刺客が。
銃を携帯していない状況からの逆転で1人を殺し、1人に重傷を負わせたさすがのニーグリーは、救急車を呼んでくれという相手に「雇い主を言えば助けてあげる」と条件をつきつけます。
〈コストプロス〉という男に雇われただけで、何故ポーリー達のことを調べていたのか理由を突き止めろという指示があったそう。すぐリーチャーに電話して事態を話したニーグリーは謎のコストプロスを調べことにし、リーチャーは他にも今回の件に関しての調査を頼んだ人物の命が危ないと考えて軍に電話。案の定、パウエル准尉は交代に遅刻していて連絡もつかないと聞いて彼の自宅に武装した人間を3人向かわせてくれと命令。
マケイブにも報告は既に上がっており、下級兵士が車に目をつけ、シカゴの探偵が部下の情報にアクセスしていて、そのどちらもが第110特別捜査部隊所属という共通点を見つけられてしまっています。怒れるマケイブからそれを聞かされたベックは「リーチャーもその部隊にいた」とひと言。
今まさに上階にいるリーチャーを殺せと指示が出てポーリーが部屋に乗り込むと、既にリーチャーは部屋を出た後。
警備を轢き殺す勢いで車で飛び出し、なんとか門を突破。
追っ手と森の中で銃撃戦になり、闇夜に紛れてのステルスキルを繰り返していく姿に、ようやく元軍人らしいリーチャーが見られた気がしました。
そのまま町へ出てコインランドリーの店主を買収し、のんびりコーヒーを飲みながら汚れた服の洗濯を待つリーチャー(笑)
緊急連絡を受けて慌てて迎えに行ったスーザンは、リーチャーが裸でコインランドリーのオーナー夫婦と麻雀していたことにご立腹です。
ドレス工房で仕入れた番号の発信地はほとんどがポート・ローマになっており、リーチャーは岸からも他船からも遠い場所に浮かぶボートが怪しいと目星をつけ、スーザンと2人で泳いで静かに船内へ。
縛られて薬物を打たれていた形跡があり、そこへ戻ってきたハーリーはスーザンにボコボコにされてボードにも火が回ります。
ハーリーを吐かせると、怒り狂ったマケイブは自分で見張れる場所に連れてくと言ってテリーサを船から連れ去ったそう。
ATFやリーチャーに計画を知られた恐れがあるマケイブはやはり大規模取引の計画を全て変更しており、中途半端な下っ端のハーリーには新しい計画の内容は何一つ知らされていません。
燃え盛るボートに置き去りにされたハーリーが燃料タンクへの引火による爆発で吹き飛ぶのをバックに、ボートで岸へ戻るリーチャーとスーザン(笑)USJのアトラクションにありそうです。
リーチャーは本人ですら気付いていないだろう味方?に会うため「ロサンゼルスへ行く」とのこと。いつもながら突拍子がなく、小うるさいスーザンも翻弄されっぱなしです。超絶良い体だし仕方ないか。今シーズン、やたらとリーチャーの裸体が晒されがちです(笑)
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▼次回、エピソード7
