海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン1　14話ネタバレ感想

第14話『48時間』“Hi”

郊外でベビーシッターが殺害され、48時間でその家の夫の無実を証明しなければならない。しかし、出てくる証拠はどれも夫の犯行だと思わせるものばかり。ピーターの帰宅を控え、アリシアの自宅に電子監視装置が設置される。カリンダにピーターの控訴審の召喚状が届く。

事務所のクライアント〈ソニア〉の自宅でベビーシッターが殺害され、ピーターの帰宅に備えて保安官と打ち合わせ中のアリシアやマジックマッシュルームでハイになっているケイリーも急遽呼び出されました。

クライアントの夫〈ジェイソン〉に嫌疑がかかり「殺人罪で起訴されるか否かは最初の48時間で決まる」という事からジェイソンの今後の人生を左右する決定まであと2日という緊急性を要する事態で事務所内に緊張が走ります。ケイリーだけはまだ事の重大さを理解できていませんが(笑)

警察に証拠を固められてしまうより先にと、事務所総出で分刻みで動いている時にもニヤけて呆ける役立たずケイリーがツボで緩急の良さも相まって笑ってしまいます。

ジェイソンはというと、すぐバレるアリバイ工作をしたり、漫画を描いていた仕事場でシッターも仕事を手伝っていた事も伏せていたりとどんどん不信感を募らせる状況へ。

ウィルの「僕らにとって真実は二の次で依頼人を守るのが仕事だ」という言葉がなんだか重くのしかかってきます。

ソニアもまた、夫の浮気を疑いデジタル時計の中に隠しカメラを仕掛けていたり職場に居たと証言した事件当日の夜に自宅で宅配を受け取っていたりと隠し事に満ちた夫婦です。ソニアの言い分としては「夫の浮気現場を押さえようとしたが夫は留守だった」と。

これでは夫婦のどちらかが起訴され、ジェイソンの代理人を務めるウィルチームとソニアの代理人であるダイアンという構図で事務所内泥沼展開が巻き起こってしまいます。

しかし二日間は缶詰を覚悟しろと言われながらもアリシアは夫の裁判の傍聴に行ったりカリンダとバーで一杯やったりと、そんな事してていいのか？？と不安になります。

ベビーシッターが妊娠していた事実を突き止めこれは決定的な痴情のもつれかとジェイソンを問い詰めるアリシアでしたが、ジェイソンはなんとパイプカットしており真っ白だと証明されました。

こうしてカリンダが調査していたシッターの同級生だかの男がジェイソンに罪を被せようと虚偽の情報提供をしていた事が芋づる式に発覚しお縄に。

カリンダはピーターの控訴審で証言台に座る事になり、ここからカリンダとピーターやチャイルズとの関係性がよく分かるようになってきました。

『仕事の掛け持ち』でピーターから解雇された過去があるカリンダですが、その掛け持ち先の雇い主がチャイルズで「ピーター・フロリックの女性関係を洗い出せ」という指示を受けていたそうです。

決定打とでも言わんばかりに、ピーターの証言通り自宅に娼婦を連れ込んだ事はないのかとカリンダに問うチャイルズ。という事はカリンダがその事実を握っているからこその質問であってお察しという感じなのでしょう。

しかしカリンダはとある売春斡旋業者が権力者に賄賂として娼婦を派遣した話を具体的に話し、その権力者を数字で呼ぶ事や『12番』の権力者エピソードを例に挙げます。

ここでフォーカスされるのが次第に顔色の変わっていく裁判長(笑)

フィクション感満載のやり方ですが、チャイルズの質問に対して証言するならば証人として12番の名前もろとも隠さず全て証言しなければ、と『12番』に対する大胆な脅しを仕掛けるカリンダ。

カリンダの言わんとする所を理解したダニエルからの「クライアントの名前も本件とは無関係であり、これ以上の性的な質問は法廷の品位を損ないます」というフォローに「同感です」と逃げどころを見つけた裁判長の切替の速さ(笑)

こうして裁判長の白々しい迅速な決定を得たピーターは再審理が認められ保釈される事に。

ついにピーターが自宅に帰って来たことで、アリシアはもちろん、ザックやグレースとのやり取りにも注目です。

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▼次回、エピソード15

何かとサバイバル。